linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

βと本番の併存パターンが増えてます?

みなさん、こんにちは、まーしーです
習慣になってたことを一度やらないと元に戻すのが難しい、というのを痛感しています。

さて、最近よくWebサイトで運営中の物とリニューアル後のβ版を両方見たりすることができる、というのが増えてきましたね。
ユーザーの声を聞くといった目的があるのでしょうか?

ちょうどNational Trustのサイトをみていたら同様な感じでした。

現在のサイト

The National Trust
http://www.nationaltrust.org.uk/main/  

111121-01.jpg

現在のサイトはこのようなかんじですね。

β版のサイト

Homepage - National Trust
http://beta.nationaltrust.org.uk/  

111121-02.jpg

リニューアル後のサイトはこのような感じになるようです。

feedbackページ

もちろんfeedbackもあつめていますね。

Feedback for National Trust
http://nationaltrust.uservoice.com/forums/127873-national-trust-beta-website  

111121-03.jpg

ユーザーに対して、色々意見を聞けるというメリットもあるでしょうし、よく見てくれるユーザーが学習する時間を手にすることが出来るというのもありそうです。
(学習自体は早くできたところで、というのもありますが)

コンテンツが全くおなじなのかどうなのかまでは精査していませんが、コンテンツごとの見栄えもかわれば色々意見が変わりそうですね。

似たようなコンテンツを裏側でリニューアル前とリニューアル後(β)とどのように管理しているのか、運用中の物との並行はどのようにしているのかとか気になるところもありますし、それらを管理する側としての負担はそこそこ大きいのではないかと思ったりしますね。

その負担を越えるだけのfeedbackがあるのかどうかということも気になりますね。
有名どころのサイトであればfeedbackが集まるかもしれませんが、そうでない場合はなかなかfeedbackも集まりにくそうです。

β版とはいえほとんど完成に近い状態なので、不都合はないのかもしれませんが、本番のものと比較すると制作途中であることには変わりないので、このあたりをWebサイトを使う側がどう思うか?というのも気になりますね。

こういったスタンスで行うにはリニューアルに関わるチーム全体での意識統一などが必要そうですが、今後このような切り替えスタイルが増えていくんでしょうか。