linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

オランダにきています。ラスト。

こんにちは、taku-workです。
オランダ話、最後はオランダ南部の街Breda(ブレダ)にあるGraphic Design Museumです。

Breda(ブレダ)はオランダの南部にある小さな街でデンハーグから1時間くらい、アムステルダムからは2時間くらいです。
そこにグラフィックデザインを対象とするミュージアムがあります。
日本でいうところのggg(銀座グラフィックギャラリー)のような位置づけなんですかね。
割と小さな街にこういう施設があるのはすごいなと思います。

Breda(ブレダ)駅からは正面の公園の中を通って10分もしないうちにミュージアムにつきます。
外観が特徴的なのですぐにわかります。
とても楽しみだったのでちらっと見えただけで気分は否応なしに盛り上がります。
盛り上がりすぎて外観の写真撮るの忘れました。

ミュージアムは2フロアーで一部にキッズプレイルームがあります。
展示空間のサイズ的にはgggよりも広いです。1フロアーで3セクションのルームが作られていました。
キッズプレイルームでは壁一面に動物などの形をしたシートが貼られていて子供たちがそれをはがしては貼りはがしては貼り、きゃーきゃー楽しそうに遊んでいます。

今回開催中の展示、一つ目はWHO SETS THE STANDARD?展でJan Tschichold(ヤン・チヒョルト)の作品が多い展示でした。もう一つはオランダのグラフィックデザイン100年展でした。
Jan Tschicholdの作品では構成主義者たち展のポスターが見れましたし、オランダのグラフィックデザイン100年展ではPaul Mijksenaarのスキポール空港のサイン設計のインタビュー映像も見れたし、大満足です。

展示されている作品たちが良いのは当たり前ですが展示の仕方もうまいなぁと思いました。
展示ケースに近づくと照明が明るくなったりします。
もう一歩前へ近づいてもっとよくみたくなる演出だと思いました。
また、インタビュー映像コンテンツも見せ方がカッコ良くて、一コマ一枚のレイヤーが積み重なったビジュアルで映像が進むと薄くなります。通常の動画コンテンツのようなスライドバーと再生停止ボタンではないのがスマートです。
インタラクティブな様子はGraphic Design Museum内の展示説明ページで動画が見られます。

100 years of Dutch Graphic Design
http://www.graphicdesignmuseum.nl/exposanten/gdm/

展示ルームの隣にはミュージアムショップがあって、デザイングッズやグラフィック本やスキポール空港のサインにまつわるグッズが売られています。
ここぞとばかりにスキポール空港グッズとJan Tschicholdの本とすこし昔のオランダのアーティスト兼デザイナーのH.N.Werkmanの分厚い作品集を買いました。いやー、ホント満足です。

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ショップスタッフのお姉さんがサービスと言ってショップオリジナルの封筒をくれたのもかなり嬉しかったなぁ。

デザインに興味があってオランダに行く機会があって、ちょっと郊外へ足を伸ばす時間があるならBreda(ブレダ)のGraphic Design Museumに行くのも良いと思います。

Graphic Design Museum
http://www.graphicdesignmuseum.nl/

ミュージアムのスタッフの人に聞いたところ展示内は写真不可ということで写真はあまりありませんが、その他のオランダ写真はこちらにアップしています。

Flickr
http://www.flickr.com/photos/27844830@N02/sets/72157616280984223/

よろしければどうぞ。

オランダは空港に降りた時からデザイン好きの楽しめる部分がホントいっぱいです。元気でます。ホントよかった。