linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

日本各地のお茶屋さんのウェブサイト、あれこれ。本格的にお茶を買うのにどうでしょう。

こんにちは、taku-workです。
最近お茶をよく飲むようになりまして、日本茶に限らずお茶のことをいろいろ調べたりしているのですが、結構奥が深いですね。
茶の品種がそのまま商品ではないこととか、製法で随分味が違うこととか。もちろん地方色も豊かですね。ほんとワインとかそういったたぐいの奥深さです。

ということで、今回は日本各地のお茶屋さんのウェブサイトのおはなし。
いわゆる日本茶はホント奥が深い。お茶選びの参考にどうでしょうか。

京都のお茶屋さん

一保堂茶舗

一保堂茶舗 http://www.ippodo-tea.co.jp/

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京都の老舗。ウェブサイトがわかりやすいです。
商品の説明やその商品のお茶の入れ方なども丁寧に開設してあるのが嬉しいサイト。

丸久小山園

宇治の丸久小山園 http://www.marukyu-koyamaen.co.jp/

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こちらも老舗。お茶の歴史や効用などお茶にまつわる情報が豊富です。
商品の種類が多いので選ぶのは大変。

上林春松本店

上林春松本店 http://www.shunsho.co.jp/

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創業450年とのこと。サイトはいたって普通な感じです。
あ、トップページは音がなります。お気をつけて。

柳桜園茶舗

柳桜園茶舗【京都生活 - 京の逸品お取り寄せサイト】 http://shop.kyotodays.jp/fs/kyotoseikatsu/c/020/

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こちらはwebサイトはありません。商品の買えるサイトはありますが、webサイトはないようです。

祇園辻利

祇園辻利 http://www.giontsujiri.co.jp/gion/

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パッケージがグッドデザインです。縦書きメニューも綺麗です。

金沢のお茶屋さん

丸八製茶場

加賀棒茶 丸八製茶場 http://www.kagaboucha.co.jp/index02.html

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加賀棒茶というほうじ茶で有名な丸八製茶場のウェブサイト。加賀棒茶物語というちょっとした読み物コンテンツがあります。

米沢茶店

米沢茶店 | 金沢の地でお茶一筋に百三十年 http://yonezawa-chaten.jp/

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創業明治8年の老舗。商品一覧の写真が茶葉のクローズアップなのでわかりやすいです。

東京のお茶屋さん

うおがし銘茶

うおがし銘茶 http://www.uogashi-meicha.co.jp/

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築地のお茶屋さん。商品名がなかなか面白いです。ウェブサイトは最近では珍しい左寄せ。

しもきた茶苑大山

下北沢:しもきた茶苑大山(日本茶専門店・喫茶・茶師十段) http://shimokita-chaen.com/

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下北沢のお茶屋さん。ここには日本で8人しかいない茶師十段が二人も(ご兄弟)がいるそうです。すごそう。

岩田園

岩田園 http://www.iwataen.com/

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創業嘉永二年(1849年)の老舗。北区のお茶屋さん。お茶にまつわるサイトとしては珍しく青を基調としたサイト。

福岡のお茶屋さん

株式会社星野製茶園

【 株式会社星野製茶園 】トップページ|玉露・抹茶なら星のお茶。奥八女の豊かな自然に育まれた伝統のお茶をどうぞ。 http://www.hoshitea.com/

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福岡といえば八女茶。こちらにも茶師十段がいるみたいです。
ウェブサイトはブログやお茶の入れ方やオンラインショップなど、もりだくさんな印象です。

ということで、

日本の各地のお茶を少し調べてみました。今回挙げたもの以外にも書ききれないくらいいっぱいあるのですが、今回はこのへんで。

ウェブサイトの傾向は、やはりお茶ということでグリーンをベースにしたサイトが多いことと、縦書きメニューもちらほら見受けられました。業界全体がグリーンのイメージの中でどうやって差別化するかがポイントですね。
生産しているお茶の種類に特徴的のある金沢はほうじ茶のイメージから茶色気味に、福岡は玉露のイメージから深くて青みの強い緑に近くなっているようです。

コンテンツとしてはお茶に関する知識、歴史などの読み物、オンラインショッピングがメインです。
ただ、オンラインショッピングは大きな茶商以外はメールなどでの直接注文が多く見受けられます。
お茶は味の特徴というか雰囲気がわからない状態で買うのは結構勇気がいるジャンルなので、ワイン並みに細かく味の雰囲気を伝えないと、購入まではたどりけないなぁと感じました。
そのあたりのバランスは一保堂のサイトがうまいなぁと思いました。

お茶の生産といえば、他にも静岡と狭山は外せないのですが、その辺はまたの機会に。