個人的に法人化を検討している話。
火曜/金曜の@cremaです。
今日のタイトルは矛盾した感じなのですが、要するに、私がひとりで法人格を持とうかなと考え中であるお話をさらっと。
最近、ありがたいことに外の方とチームで取り組む案件が増えまして、スタッフ全員のギャラを私が取りまとめてクライアントさまにご請求する機会が増えてきそうなのです。
しかし私は個人事業主であるため、お支払いいただく際には源泉所得税が差し引かれることになります。1回のお支払いが100万円を越す場合は20%が税金として差し引かれます。
しかし私からスタッフの方にお支払いする場合、その方が法人であれば、満額お支払いすることになりますね。金額によっては、私が受け取った金額(総額の80%)より大きい金額になることもありうる訳で、その場合は超過分は次回の確定申告まで持ち出しというかたちになってしまいます。
今後年齢があがってくると、ますますこのように案件を取りまとめて受け皿になるケースも増えると予測されるため、この際前々から検討していた「crema design法人化」というのを真剣に検討しようと思っています。
(このブログの運営主体である「linker」というデザインユニット名は、特に法的拘束力などもない「あだ名」のようなものなのですが、別途個人事業主として黒野明子が登録している屋号で「crema design」というモノがあります。こちらのほうは、確定申告時に書類に記載する正式な屋号で、それを使ってひとりで法人化するかどうかを検討中です。)
ただし法人化には大変なことも多々あると諸先輩型から伺っておりまして、例えば
- 法人成りするときの手続きが大変
- 帳簿の作成が大変
- 決算が大変で費用もかかる
- 赤字でも法人県市民税を支払う必要があり、結構負担が大きい
- 一時的に売上が立つと、消費税の納税義務が生じる
ということが考えられるそうです。
そのようなデメリットをふまえながら、源泉所得税の件も鑑みて、法人化したほうがいいのかやめたほうがいいのか、近々に決断しなければなりません。
ただいま私は渋谷区青色申告会の会員になっていますので、もし法人化する場合は個人事業主の廃業届を出す義務があることもあり、一度相談に行ってみようとは思っているのですが。
その前に基礎知識をつけるため、以下のような資料を読んでおこうと思っています。
- [手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|申告所得税関係|国税庁
- 個人事業主会社法人化手続き
- 個人事業主が法人化する場合の10のメリット|大人の数字力を高めるブログ by Newtype税理士井ノ上陽一
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まだまだ検討段階であり、本当に実施するかどうかは未定ですが、また進展がありましたらご報告したいと思います。
もしアドバイスしていただける方がいらっしゃいましたら、コメント欄などでご指摘いただければ、とても喜びます。どうぞよろしくお願いいたします。