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東京大学総合研究博物館と標本資料報告シリーズなど

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こんにちは、taku-workです。
気持ちをリラックスさせるには日光浴がいいですね。かなりすっきりします。
余震で知らず知らずに疲労している気持ちをリフレッシュです。

ということで、今回は東京大学総合研究博物館と標本資料報告シリーズのおはなし。
東京大学総合研究博物館は大学に付設された教育研究機関で、標本の保存や管理、活用を行うミュージアムで、その研究資料として標本資料報告を刊行しています。この標本資料報告、なかなか見応えがあります。

東京大学総合研究博物館 The University Museum, The University of Tokyo
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/

(※ 現在は地震の影響で臨時休館とのことです)
追記:本館、小石川分館ともに、2011年4月29日より開館、とのことです。

本館博物館では常設展示や不定期で企画展示も行われているようです。
常設展は学術標本の数々が展示されています。
石器のかけらや鏃(やじり)などに始まり、人骨、植物、鉱物などが展示されています。

とくにオススメは植物の標本です。
押し花のように台紙の上にとめられているのですが、細いマスキングテープでとめられていたり、何やら文字が書いてあります。
標本ならではなのでしょうか、乱雑なようで整っている様がおもしろいです。

また東京大学総合研究博物館の刊行物として標本資料報告という資料があります。
植物や鉱物、土器石器、文化資料などのテーマ別に白黒写真つきでまとめられています。1976〜2010までで84号あります。
これがなかなか見応えたっぷりでオススメです。

標本資料報告 東京大学総合研究博物館
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/academics/material_report.html

博物館内では入って最初の部屋の右奥に全巻置いてあります。
購入も可能ということで全巻目を通して6冊ほど注文しました。

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標本のならべかた、植物の置き方、文字や記号定規などの入り方など、日頃見慣れないルールがあるようで興味深いです。
植物標本のレイアウトとか文字の入れ方とか面白いなと思うものが多かったです。興味ある方は是非。