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アメリカ旅行でも仕事環境を準備するお話。

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photo by Ed Yourdon

火曜/金曜担当の@cremaです。

先週後半から今週前半にかけてちょいとアメリカに行ってきたのですが、当然のことながら仕事を完全にお休みできる訳もなく。メールチェック、ブログ更新、タスク管理システムの更新、ドキュメント作成、エトセトラエトセトラ、やるべきことを6日間も止めておくことはできません。

ということで、旅行中もiPhoneとMacBookProをきちんと使えるように、それなりに準備していきました。またそのうち旅行にでかける時の備忘録として、以下にメモしておきます。

日本で買ったiPhoneをアメリカで使う。

今回初めて知ったのですが、ソフトバンクには今年の7月から始まった「海外パケットし放題」というプランがあるのです。

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特別な申し込みは必要なく、アメリカに降り立った際に以下のふたつの設定をするだけ。

  1. [設定>キャリア>AT&Tを選択]
  2. [設定>一般>ネットワーク>データローミングをオン]

これだけで、2010年11月現在1日1480円で、海外でのメール(S!メール[MMS])、ウェブ等全てのパケット通信が使い放題になります(音声通話やSMSは対象外なので、ソフトバンクのページで確かめてくださいね)。

Twitter+Facebook +Instagram中毒になっているうえに、1時間おきぐらいに仕事のメールもきっちり見たい私には、iPhoneを活かして置くことは必須でした。1日1480円を高いか安いかは人それぞれだと思いますが、仕事を引きずりつつアメリカ旅行をするには、かなり必要な機能かと思われました。

それに、一緒に旅行をした人々とちょっと離れた際に、携帯のメールで連絡を取り合えるという利点もありましたよ。

ラップトップマシンをネットにつなぐ

今回、いつも仕事に使っているMacBookProを持参したのですが、インターネット回線の確保はどうしようかと考えていました。Oakland Mariottというホテルに泊まったので、もちろんホテルの回線を使えるのです。しかし1部屋ごとの契約ではなく、マシン1台1日につき課金されていくという話でしたので、ちょっと高くなりそうだったのです。それに、バスや電車で移動している際にも使えたら嬉しいし。

という訳で、アメリカで使えるモバイルWifi端末(Verizonの)をレンタルしていきました。

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私は「テレコムスクエア」という会社のものを借りていきましたが、「グローバルデータ」という会社もあるようです。

テレコムスクエアさんは羽田や成田にカウンターがあり、飛行機に乗る前に空港で借りていけるらしいですよ。しかし私の乗る飛行機は午前0:05羽田出発という画期的な便だったので、23:00に営業が終わるテレコムスクエアさんのカウンターに行けるかどうか、スケジュールがちょっと微妙だったのです。なので、事前に端末を仕事場に郵送してもらっておき、それを持っていきました(多分郵送料は無料)。

向こうの空港を降りてBARTという電車に乗ったとたんに端末の電源を入れてみましたが、特に何の問題も無くするっとつながりました。使用方法と使用感は、イーモバイルのポケットWifiととても似ています。端末の電源を入れ>MBPで当該端末の名前を選択してWEPキーを入力>つながる、という手順。

4時間連続通信すると電源が切れてしまうので、ホテルの部屋にひとつしかないコンセントの差し込み口をなんとかやりくりしながら充電するのがちょっと面倒くさかったかな、という印象です。あとやはり、時々電波状況が悪くなる時があって、通信速度は重めな感じでしたね。

料金プランは日払い・週払い・月払いと色々あって、当然長期間借りると1日あたりの値段が下がる訳ですが、私は6日間の旅行でしたので、日払いを選択。1日1200円でした。

まとめ

上記ふたつを合わせて、金額が1日2680円。6日間の旅行で、16080円になります。安くはありませんが、仕事を抱えても旅行に行けるメリットを考えると、払ってもいい金額かなと思っています。

あ、あと、電源ですが、iPhoneとMacBookProに最初からついていた電源ケーブルは変圧器が備えられているそうで、差し込み口の形も日本と同じでした。なので、なーんにもかんがえず、そのまま差して使っておりました。

短期旅行をされる際には、お試しになってはいかがでしょうか?