linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

日々アップデートする重要性〜『松浦弥太郎の仕事術』を読んで〜

みなさん、こんにちは、まーしーです
お盆休みも終わって本日から通常営業という方も多かったんじゃないでしょうか?久々にがっつり仕事をすると長く感じてしまいますね。

先日、

『松浦弥太郎の仕事術』を読みながら、自分、仕事を見つめ直す
/journal/2010/07/post-102.php  

というのを書いて『松浦弥太郎の仕事術』をご紹介したのですがようやく読み終わったので残りで気になった箇所など紹介したいと思います。
(だいぶ時間がかかったのは外に出てなかったから!?)

松浦弥太郎の仕事術
松浦 弥太郎 / 朝日新聞出版 ( 2010-03-05 ) /アマゾンおすすめ度

日々自分をアップデート

webで見かける人はほんと勉強熱心ですよね。それを見る度に自分もやらねば、と思ってはいるのですが。。。。

「自分のやり方は完璧に正しい。これで間違いない」と安心したとたん、成長が止まるどころか、同じ場所を歩き続けることすらままならなくなります

最近、身にしみて感じていることなのですが、こういう意識が本当に重要ですね。自信家ではないけれどもやはり自分自身に疑問を投げかけることも必要です。
その上でアップデートを。

考える時間を確保する

考えるとは、スポーツのトレーニングと同じような集中力を求められるアクションであり、自分に立ち返るための、価値ある行為でもあります。

調べればかなりの情報が手に入るので「考える」ということが減ってしまいがちです。わからないと思ったことは調べる、勉強する。受験生の様に計画表をたてるのもいいでしょう。

継続できるかどうか?

集中できるかどうかは体のコンディションにもよってきますね。そのためにも体調管理が必要になってくるわけですが、加えて、継続できるかどうか、というのも考えてみる必要がありそうです。

ちょっと無理をすれば一日に10回の打ち合わせを詰め込めたとしても、全部に集中するのは難しいものです。
(中略)
そんな無理をじわじわと積み重ねていったら、継続力が失われてしまいます。

疲れを残さない程度にがんばり、無理はしすぎない。この線引きが難しいかもですが重要そうです。

集中して仕事に取り組むというのはよく言われることではあります。集中するだけでなく、よい状態を継続できるかどうか。
そこが重要ということですね。

時々意識的に立ち止まる

スケジュールを組んでしっかりこなすと、スピードが優先されがちです。クオリティの問題もでかねません。

順調に進んでいればいるほど、僕は一日に何回も立ち止まります。人の指示、時間に流されていないか?たとえ自分が決めたスケジュールであっても、それに囚われていないか?

効率よく、スピーディーにこなすことは必要ですが、立ち止まって見ることも重要です。

先日@cremaが書いたようなlinkerの会議@taku-workの発案なわけですが、まさにこのように立ち止まるという大事な機会になっています。
このときはPCやらiPadやらで若干仕事っぽさがありましたが(苦笑

ということで

ぼんやりと最近自分がかんがえていることにぐさりぐさりと刺さる文章がおおい一冊でした。
その時々で必要としているものは違うかもしれませんが、仕事などぼんやり考えていることがあるかたは読んでみてはどうでしょう?

松浦弥太郎の仕事術
松浦 弥太郎
朝日新聞出版 ( 2010-03-05 )
ISBN: 9784023304932
おすすめ度:アマゾンおすすめ度