linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

読書についての本について

100123_00.jpg

こんにちは、taku-workです。
先日のlinker1周年感謝パーティは本当に楽しいひとときでした。みなさま、改めてありがとうございます。

ということで、今回は唐突に読書についての本についてのお話です。
本の読み方は人それぞれで多読や速読、精読に乱読いろいろありますね。
参考になりそうな本をいくつか紹介です。

「多読術」 松岡正剛 著

多読術 (ちくまプリマー新書) (新書)
4480688072

編集工学、千夜千冊でおなじみの著者の読書についての考え方がインタビュー形式でまとめられています。
著者は本の読み方について多読をはじめいろいろな読み方をするべきと書いています。

「本の読み方 スロー・リーディングの実践」 平野啓一郎 著

小説の読み方~感想が語れる着眼点~ (PHP新書) (新書)
4569704344

小説「日蝕」でおなじみの著者の本の読み方について、とくに遅読・精読について書かれています。
「著者の意図を考える」など作家らしいアプローチも興味深い所です。
小説を参考にした「古今のテクストを読む」もビジネス系の読書本には無いおもしろさがあります。
また誤読についても言及されています。

「読書力」 齋藤孝 著

読書力 (岩波新書) (新書)
4004308011

著者は『声に出して読みたい日本語』でおなじみですね。音読についての項目があるのがおもしろいですね。
また読書会についての話もありました。著者の主宰していた読書会での運営などの話が面白いです。

「レバレッジ・リーディング」 本田 直之 著

レバレッジ・リーディング (単行本(ソフトカバー))
4492042695

多読についてや本をどう選ぶか、それから読書後のフォローについて書かれています。
速読よりも多読、読んだ後のフォローあたりは参考になりそうです。

「フォーカス・リーディング」 寺田 昌嗣 著

フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術 (単行本(ソフトカバー))
4569701620

こちらは速読です。スピードを早めるための本の読み方について書かれています。
訓練をすることで早く読むことができるとのことです。試してみましたがなかなか慣れません。

ということで

本の読み方はいろいろですね。速読と多読と遅読、精読、再読などなど上げていけばキリが無いです。
それぞれの読み方にいろいろ理屈があるようで、 どれが良いとも悪いとも。
そんなわけで、僕はその時々でいろんな方法で読めるようになりたいなぁなんて思ったりします。
あと僕には再読は結構効きます。記憶力の問題的にも。