映画「アバター」を見てきました。
火曜/金曜担当の@cremaです。
鑑賞券をいただいたので、話題の3D映画「アバター」を見てきました。
既に多くの方々が記事に書かれているので、あらすじネタばれ無しに、気づいたポイントをざくざく書いてみたいと思います。
TOHOシネマズ六本木ヒルズのポップコーンの香りに負けた。
当初、川崎にIMAXで見に行こうと思ったのですが、カイさんの「アバターは東宝系で見ようのススメ」を拝見し、TOHOシネマズ六本木ヒルズに変更。あそこって階段の途中あたりから、強烈なキャラメルポップコーンの香りがするんですよね。同行者ともどもその香りに負け、結局ポップコーンと珈琲を購入して着席してしまいました。美味しゅうございました。(なお、この記事に書いてある期限の1月5日を過ぎてしまっていたため、「FFXIII」の3D映像を見ることはできませんでした。私って...orz)
3D感は控え目。
そういうわけで、上記写真の赤いふちの眼鏡が、3Dにしてくれる魔法の眼鏡。「ここから3D眼鏡をかけてください」というお知らせが表示されるので、そこでしっかり装着しました。
事前に「すごくふわふわする!」「落下シーンは胃が持ち上がるほど!」を前評判をTwitterで読んでいたので、「THE飛び出る映像!」的なものを想像していたのですが、そこまで派手な立体感ではないように感じられました。
どちらかというと、作品世界をそっと後押しするような、控え目で上品で奥行きのある3D感という感じ。
本編が始まる前に、3Dをアピールする10秒ぐらいのアニメーション(壁が割れてキャラクターが飛び出てくる)が流れましたが、そちらのほうがより派手な立体感を感じました。でも、2時間以上ずーっとあんなに「飛び出る映像!」だと、多分疲れそうかなぁと。
3Dのかかり具合にも色々あるのだ、ということを初めて知ることができました。
3D眼鏡を手で押さえては、いけなかった。
長時間の上映の後半、集中していたからか眼鏡が落ちそうだったからか、眼鏡を手で押さえて見てしまっていたんですよね。で、何となく「後半は3D感が少ないんじゃないか?」とちょっぴり思いつつも、お話に引き込まれてそのまま終了してしまったのですが。
帰宅後にkengoさんの記事とカイさんの記事を読み直してみて、眼鏡を手で押さえて3Dのセンサー部分を隠してしまうとNGということを知り、「自分はセンサー部分を押さえてしまっていたのでは!?」疑惑が浮上。
でも、ya-koさんの記事に
物語にどっぷり入り込むと、不思議なことに正直「おお、3Dすごいすごい」とはあまり思わなくなってくるんだよね。
と書かれているように、別の問題なのかもしれません......。あぁどうなんだろう! もう一回見に行くべきなのかもしれません!
もっと前の席で見ればよかった。
「画面のふちが感じられないほど前の席で見たほうが、3D世界に没入できて良い」ということを、帰宅後に色々読んだ記事で知りました。ついうっかり、半分よりちょっと前の席を買ってしまったんですよ......。ちょっと勿体無かったと思います。
全体的に物凄くゴージャスでした。
ストーリーは、まぁ類型的といえば類型的ではあるのですが。原作が無い完全オリジナルの大作映画って少ない気がするので、そういう意味でまず貴重かなと。そして、この映画の為にあれだけの空想世界をゼロから生み出したキャメロン監督+スタッフの情熱と手腕には、本当に感服です。
パンフレットを読むと、青い人たちが話しているナヴィ語もどこかのマイナー言語を使っているのではなく、言語学者が新しく作った言語なんですって。CGのキャラクターたちが身につけている装身具も、一度アクセサリーのデザイナーが本物を作り、それをCGにしているとか。
そしてCGキャラクターたちの動作も、パォーマンス・キャプチャーという技術を使って、人間の俳優さん達の演技がそのまま投影されているのですよね。いわば、「CGの身体を借りて人間が演技している」というイメージなのかもしれません。
総合して、お金と時間と手間と才能と色々なものが結晶した、素晴らしい作品だと感じました。
食わず嫌いにならず、ぜひご覧になってみることをおすすめします。その際は、上映時間が長いので、事前にしっかりお手洗いを済ませ、水分は控え目になさった方がよろしいかと。