2009年あなたのオススメの一冊は何ですか?
みなさん、こんにちは、まーしーです。
先日、今年読んだ本の中でオススメの本を語り合おう!という集まりに参加してきました。twitter上で@withoutsugarさんと@Nick_smallworldさんが話をふくらませて実現されたようです。
用意されたGoogle Spreadsheet(人数が少なかったのでシートに分かれてました)にあらかじめ本を10冊と簡単な書評をかいておきました。
当日参加する前にあらかじめざっくりとは他の方がオススメされている本の一覧などを見たりしていましたが、自分が読んでいるモノと全然違ったので会自体がすごく楽しみでした。
当日はそれぞれ持ち時間20分として本の紹介とそれに関する話を色々と。
本の内容もそうですし、本に関係する背景や時代など色々な話がきけてすごく刺激的でした。
当日は5人とすごくこじんまりでしたが、それぞれが紹介された本から気になったモノは是非読んでみたいな、と思いました。
twitterでの情報はhttp://twitter.com/#search?q=%23btbk09をみると見ることが出来る様です。ということで、今日はそれにあわせて自分でチョイスしてみた本を紹介したいと思います。今年一年で読んだ中でオススメがあったら是非教えてください!
自分でチョイスしたものはmediamarkerで読後につけた星が多かったモノからピックアップしてあります。
では10位から。
10位:日本でいちばん大切にしたい会社
当日に向けて書いた書評はこんな感じでした。
見習うところも多々あった一冊。会社はステークホルダーを幸せにしないといけない。会社を経営していくには、自分達にしか出来ないことをみつける事が必要。そのための準備は常にする。経営者というより、働いてる人は働くということは?というのを読みながら考える機会に。
今年の前半によんだので忘れかけてるところもあったけれども、働く、ということを考えた気がします。
9位:写真がもっと好きになる。 菅原一剛の写真ワークショップ。
当日に向けて書いた書評はこんな感じでした。
引きこもってるときに読んだから心が動いた一冊。散歩に出たくなる。カメラを持って出ても特に何も撮らなかったのがあるのかもしれない。それは心に余裕が無かっただけなのかも。見る物全てから何かは感じられるはず。感受性豊かにスポンジの様に吸収する一助にカメラでも片手に。
カメラが上達するためには撮るしかないんだとおもうので、ひきこもりすぎず撮っていきたいですね。
撮るという行為でまたいろいろなものが自分に入ってきますね。
8位:仕事するのにオフィスはいらない - ノマドワーキングのすすめ
当日に向けて書いた書評はこんな感じでした。
linkerのスタイルがまさにこれ。環境が日々整っていくことで、何処でも働ける様になってきた。そもそも会社に通勤したり通勤ラッシュとか無駄の極みだと思っているからなおさらそう思う。会社に来ないと働けない、そうしないと人を管理できない、という常識をまず打破してみることが必要そう。
環境が色々整っているので働くスタイルはかなり変わってきていますよね。
どういう働き方を望むのかは個々人によるところですが、こういう働き方がある、というのを知らない人は一度読んでみても良さそうです。
7位:残業ゼロ授業料ゼロで豊かな国オランダ
当日に向けて書いた書評はこんな感じでした。
5と関係してそうな一冊。国によって制度は違うしそれらを知っておくと言うことは自分の国について考える材料になるのではないのか?と思う。オランダが必ずしも日本よりいい、というわけではない。グローバルに生活するのがいいとも思わない。でも生きていくなら自分がいいと思う国で暮らしてみたい。
これを読むことで自分が知っているのはほんとごくわずかだというのを知る人も多いのではないでしょうか?
日本がだめで海外がよい、ということは必ずしもありませんが、知った上での判断が必要ですね。
6位:多読術
当日に向けて書いた書評はこんな感じでした。
ひたすら本にメモをとりつつ読むスタイル。本は二度読むことがオススメ。自分自身も含めて読む環境が同じ事はないわけだし。目次を読んで本との距離感をつかみ、わかったつもりでは読まない。吸収がわるくなる。まとめ方の話は興味深い。
本を読むという行為を改めて見直せる一冊だと思います。
5位:国破れて霞が関あり―ニッポン崩壊・悪夢のシナリオ
当日に向けて書いた書評はこんな感じでした。
本当にオススメか?といわれると「?」がつく。この本に書かれてあることが事実だとするとそれはそれで自分が住んでいる国がいかにひどいのか?ということがわかりげんなり。官僚が悪いのかもしれないけど、官僚、政治といった制度の中で生きることになってる。でも暮らせてるから目を背けてるのかも。
色々刺激をうけられる一冊だと思います。こういうテーマは人によって考え方が色々だとおもいますね。
4位:大切な人に教えたい 野菜の魔法
当日に向けて書いた書評はこんな感じでした。
手書き風文字で味がある一冊。食べてるその野菜の旬はいつですか?どういう栄養があるかわかりますか?八百屋の仕事をお手伝いするようになって、もらった一冊。旬を知っておくのは常識なのかもだけど、季節にかかわらず揃う今の時代だとそれはそれで難しそう。旬の野菜を食べるのがイイですね。
仕事柄野菜をあつかうこともおおいので参考になっています。あわせて旬とかあまりにもしらないなぁと悲しくなったので、教養という意味でも改めて見直したい一冊です。
3位:残業ゼロ」の人生力
日本能率協会マネジメントセンター ( 2008-08-03 )
ISBN: 9784820717256
おすすめ度:
当日に向けて書いた書評はこんな感じでした。
自分の考え方とマッチしてた一冊。タイトルから残業の話に目がいきがち。確かに残業をよしとしてるとしたらそれはそれで考え物なんだけれども、リタイアする時が必ず訪れる。その後の人生をどうするのか?準備をしてますか?今を生きるための準備も必要だけど、将来への準備も必要ですよね。
老後を考えるには早いのかもしれないけれども、そういうのも含めて残業云々を考えようという広い視野を持たせてくれました。
2位:本田宗一郎夢を力に―私の履歴書
すごい経営者の自伝という感じですね。日経の私の履歴書の文庫化です。当日に向けて書いた書評はこんな感じでした。
すごくワクワクして読めた一冊。昔の話なんだけど、読みながらそのエネルギーが伝わってくる。昔の経営者ってすごいな〜、と。困難を乗り越えてきたさまとか、夢を描いてそこに邁進していく姿。時代が変わっても変わらないモノはあるだろうし、人、会社として参考になるところは多い一冊。
こういう本は自分もがんばろう!という刺激をくれますよね。
1位:ふっと心がかるくなる禅の言葉
これは以前こもりさんが紹介されていた一冊です。当日にむけて書いた書評はこんな感じでした。
物事は見方によっていくらでもとらえ方が変わる、ということを改めて教えてくれる一冊。明暗とどちらかが明るく(良い)て、どちらかが暗い(悪い)ということではないはず。自分をプチリセットするのに時々目を通してみるのがよさそう。見開きごとなのでさっとよめて良いかも。
これが今年読んでて一番よかった、とおもう一冊ですね。これはほぼ毎日(トイレで)読んでいます。
今月のBRUTUSは本の特集
今月のBRUTUSは本の特集のようです。年末で本を読もう、という感じなんでしょうか?
今回参加してみて、感想を実際に話したり、それについて思う事とかを色々話し合う、というのがすごくよかったです。それが出来ないなりにこれを読んで他の人の読書内容などを知ってみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
個人的にはビジネス書がおおいなぁ、というかんじで技術書の少なさが少し残念な感じでした。来年はもう少ししっかり読んで勉強もしないといけないですね。
当日これらを紹介していて「どうやってlinkerにあてはめていくか、参考にしていくかというのを考えているようだ」という指摘を受けました。
これら10冊を選んだときは読んだ当時につけた星ベースだったので意識はしていなかったのですが、結果としてそういう方向性になったようです。言われないと多分気づかなかったかもしれないので、驚きでした。
ということなので、これからはこういった本から読んで学んだこと、感じたこと、刺激を受けたことをlinkerにフィードバックしていきたいな、と思いました。
今回企画されました@withoutsugarさんと@Nick_smallworldさんどうもありがとうございました!
参加されたみなさん、おつかれさまでした。
また来年もやりたいですね。