「全日本バーベイタム選手権」が面白かった!
火曜/金曜担当の@cremaです。
今日は、久々にとても面白いと思ったキャンペーン「全日本バーベイタム選手権」のことを、メモしておきたいと思います。
昨日あるチャットに、「全日本バーベイタム選手権」という言葉とこんな感じのURLが投稿されました。
聞き慣れない言葉に思わず興味をそそられ、ついクリック。すると白ベースのクリアな空間で、なんだかコワ可愛らしいモノが、うにうに動いています。それはこんな感じ。
「わー、なんだこれ?」と、一瞬で心奪われ、思わず中央下部にある「マイメディアモンスターを作る」をクリックしてしまいました。
そこからは、難読漢字10問に答えていくと、正答数に応じて強いモンスターが作れるのです。こんな風に漢字が出題されていくのですが、
その中で一問だけ、「Verbatim」というラテン語の単語の読みが出題されます。
そう、これが、このキャンペーンの本題。この度日本上陸する海外の記録メディアブランド「バーベイタム」のアルファベット綴りなんですね。
この時点で、
- モンスターを形作るパーツが記録メディアばかり
- 左下に「記録せよ、4800枚のAKB48」というバナーがある
という状況から、なんとなくここは「記録メディア屋さんのサイトなんだな」ということが、分りかけてきます。
そんな訳で、無事私が作成したモンスターは、この子です。
うぅ、愛らしい。
そして、このモンスターが、他の人が作ったモンスターと対戦できるのです。
ゲームは苦手な私ですが、この軽やかな動きと可愛らしさにはすっかり夢中になりました。そして、操作できるボタンが3つだけなのも、私のようなゲームを知らない人間には分りやすいのですよねw
対戦に勝っても負けても、モンスターは容量が足されて成長します。
で、ここまで終わると人に言いたくなるわけです。そこで、お決まりのTwitterにポスト。
だれか、うちの子と戦ってくださいw http://bit.ly/37GQCO
すると、みんながモンスターを作ってポストの連鎖→タイムラインに「バーベイタム」という言葉が頻繁に見受けられる→ますますこのブランド名を覚える、という流れになった印象があります。
タイムライン上では、「なんだか覚えにくい」「バーベキューかと思った」というようなご意見もありましたけれど、個人的には「あれって『バーべ(なんとか)』って名前だったよなぁ」と覚えさせるだけでも、今回のキャンペーンとしては効果が上がっているのではないかと感じました。
私個人に限って言えば、次に記録メディアの売り場を訪れた際に「Verbatim」を目にしたら、「あ、これ見た」と思うことは間違い無さそうです。さらに「メディアモンスター」のグッズプレゼントなどがあったら、確実に購入にいたる気がします。
その他このキャンペーンが素敵だと思った点は、
- とにかくFlashが重くなくて、モンスターの動きが軽やかで魅力的。
- モンスターを作る際、漢字の中にひとつだけラテン語の単語があることで、より印象付けられる。
- 出来上がったモンスターに名前をつけるときアルファベット3文字縛りなのが、識別性と匿名性の両立があり、記号っぽくてかっこいい。
という感じです。
皆さんはどう思われますか?
こんな方々がお作りになったそうです。
こんな素敵なキャンペーンサイトをお作りになったのは、どなたかと思ってちょっと検索してみたところ、こんなつぶやきを発見しました。
launch => それと、読みにくいブランド名に着目して、難読クイズに答えて商品モンスターをつくるサイトです。城戸さん×カイブツ×イメソでやりました。城戸さん変態です。。。「全日本バーベイタム選手権」 http://www.verbatim.jp/sens...
これをつぶやかれたのは清水幹太さんという方で、組んでお仕事されたのが城戸雅行さんという方なのです。不勉強にてお名前を存じ上げなかったのですが(汗)、いっぺんにファンになってしまいました。素敵すぎます!