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フィジカル・コンピューティングについて考える第一歩。

こんばんは!@cremaです。

今晩は久しぶりに、自分で夕ご飯を作ってみました。私が一番大好きな海老と二番目に好きな餃子を合体した「海老餃子」です。これって最強ですよねw(私にとっては)。

さて今日の話題は、「フィジカル・コンピューティングについて考える第一歩」です。

「フィジカル・コンピューティング」とは?

いま私の興味を惹いているのが、オライリーの電子工作/アート系雑誌make(メイク)です。作家活動をしている人が集まる「Make: Tokyo Meeting」というイベントも行われており、電子工作オタクや手芸女子などが集って、それはそれは楽しそうなのです(トミモトリエさんのレポートが面白いですよ)。

また、昔から近所にあるICCというメディアアート系美術館が好きで、ちょこちょこ見に行ったりしてまして。

その界隈の勉強をしているとよく出てくるキーワードが、「フィジカル・コンピューティング」です。と言われてもなんのことやら?かもしれませんので、ICCのサイトから引用してみますね。

「フィジカル・コンピューティング」とはニューヨーク大学から始まった教育プログラム,研究指針です.既存のパーソナル・コンピュータのグラフィカル・ユーザー・インターフェイス(ウインドウ,マウス,アイコンなど)を超えて,私たちの生活環境によりそった身体的なコンピュータのあり方を模索する研究の動向を言い表しています.

ICC Online | オープン・サロン フィジカル・コンピューティング ワークショップ+トークセッション

私はこれを、「一般的なデバイスだけに頼らずに、日常的な動作や人間の身体/生理現象で、機械(コンピュータ)に人間の意志や存在を伝え、それに反応して機械(コンピュータ)のアクションがおきる」という風に考えてみました(他にも色々あるかもしれませんが、第一歩なので許してくださいね)。

最終的には何か動くものを作りたいのですが、まずは、「機械に人間の意志や存在を伝える、人間の動作や身体/生理現象」をリストアップしてみて、そこからアイディアを練ってみるのもいいかなと思っています。ということで、以下リストアップ。

人間の動作

意思に関係するもの

  • 発声
    • 言葉
    • 声の高低
  • 文字入力(キーボードで)
  • ペンを使う
    • 言葉
    • 絵や図形
  • 数字を合わせる(ダイアルとか)
  • 色を選ぶ
  • 叩く
  • 触れる(タッチパネル)
  • ひねる(ガス栓、昔のテレビのチャンネル)
  • 押す(ボタン、ドアノブとか)
  • 引く(換気扇などの紐とか)
  • 踏む(足踏みミシン、電子オルガン)
  • めくる(本)
  • 走る/歩く(加速度や傾きも関連)
  • 手を振る
  • 投げる
  • なめる
  • 噛む

身体/生理現象

時として意思に関係するもの

  • 瞬き
  • 表情
  • 声のトーン
  • 発汗

ほとんど意思に関係しないもの

  • 顔認識
  • 網膜/静脈/指紋(体の形状の特徴)
  • 脳波
  • 体温
  • 血液/体液
  • 呼気の成分(アルコールや二酸化炭素とか)
  • いるだけで(赤外線とか)

他にもありそうなのですが、このエントリーはシリーズで色々書いていくと思うので、今日は入口としてこの辺で。何の結論も無くてすみません。他にも思いつくことがありましたら、ぜひお寄せください!