linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

CSS Nite LP7に行ってきた。

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こんにちは、taku-workです。
勉強になるセミナーに行くたびにもっと勉強しなきゃなぁとやきもきします。成長するための良い兆候です。

今回はCSS Nite LP7のお話です。
といっても、当日後半に別の用事があって前半しか見れなかったので前半だけのお話です。

  • 情報アーキテクチャの全体像 〜ワークフローとケーススタディ〜
    長谷川敦士(コンセント)さん
  • プロジェクトマネジメントから見たIAの大切さ
    林 千晶(ロフトワーク)さん
  • IAの欠点〜IAの本来の目的と役目
    佐藤伸哉さん

まで見ることができました。残りのパートの

  • IAワークショップ〜LPOをテーマに〜
    坂本貴史(ネットイヤーグループ)さん
  • マークアップとIA
    小久保浩大郎(iA)さん
  • IAからWebサイトデザインへの突破口
    長谷川恭久(could)さん

は時間の都合で残念ながら見ることができませんでした。
最後まで入れなかったのは残念すぎ。
でも前半だけでもとても参考になることが多かったです。

情報アーキテクチャの全体像 〜ワークフローとケーススタディ〜

長谷川敦士さんパートでは情報アーキテクチャの全体についてのお話で、情報アーキテクチャにどんな要素があり、それらはどんな方法で行われるかといった内容でした。
特にユーザー分析やハイレベルサイトマップなどの項目は小中規模案件にうまくダウンサイズしていけたら良いなと思うところでした。
IAの全体像を把握できるプレゼンで面白かったです。

それから、chibirashkaさんによるTwitterでの情報のフォローがとてもよかったです。
話に上がった資料のリンク先などがすぐにフォローされています。さすがです。

プロジェクトマネジメントから見たIAの大切さ

林 千晶さんのパートではPMという視点でのIAについて、アジェンダとしては「IAの専門家でない人が、中〜大規模サイトをつくるときのTIPS」です。
その中でプロジェクトマネジメント計画書というものが紹介されています。
サイトのターゲットやゴールを設定するアウトプットで、悪い例としてターゲットもゴールも抽象的で漠然とした設定のものを上げていました。
もっと具体的に絞り込んで設定しなければサイトのオリジナルな部分は掴めないということでした。

それからベンチマークとして暗黙の前提を使うお話もありました。
優秀なサイトを100社研究したノウハウとしてクライアントへの提案につかう、そのベスト・プラクティスをふまえた上でプロジェクトマネジメント計画書で定義したサイトのゴールへ向かうためのオリジナルな発想を盛り込むという流れです。なるほどです。

サイト設計を考える前に競合サイトを調べたりは良くしますが、アウトプットとしてクライアントに提出していくのはもっと実行しても良いかもと思いました。

IAの欠点〜IAの本来の目的と役目

佐藤伸哉さんのパートでは「IAの欠点〜IAの本来の目的と役目」ということで、IAが必要になるのはどんな目的があるからかといったお話がありました。
項目としてユーザー分析やペルソナ設定をやるということはなんとなく理解していて何となく導入している場合も有るかと思いますが、それが何のために必要かをもっと考えないといけないなと思いました。

ということで

後の予定の時間が来てしまったのでここで席を立つことになってしまいました。残念すぎです。
後半もかなり良いプレゼンが多かったようですね。
とりあえずはTwitterのハッシュタグ#cssnitelp7で流れはおさらいしてみました。

あとで資料などが公開されたら見てみたいと思います。
出演者の方々、主催のCSS Nite実行委員会の方々、お疲れさまでした。とても勉強になりました。