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フリーランスと一人法人の違いってなんだろう?

みなさん、こんにちは、まーしーです
先日の@taku-workの記事がすごい勢いではてブされてますね。ほんとすごい。

@crema,@taku-workには助けてもらってばっかりです。がんばらないといけないですね!

今日はあまりwebに関係ない話でも。

フリーランスと一人法人

私事ですが、今月は弊社(一人法人)の決算です。だいぶまえですが、とみいさん

Twitter / tomix: フリーと、一人法人の違いって なに?
http://twitter.com/tomix/status/1327501387  

というのを書かれていました。

自分自身はフリーランス(個人事業主)の期間はアルバイトを始めた約一年と退職した後の4ヶ月くらいでそのあとはなんとなく法人を作った感じです。なので法人とはいえ社員は自分1人の一人法人です。
参考になるかわかりませんが、とりあえずここが違うかも?というのを考えてみたいと思います。

年末調整 or 確定申告

社員ということで、法人では社員に対して年末調整が必要になります。社員が複数いれば当然その人数分が必要ですね。ただ給与以外の収入が複数あったりすると、その人は確定申告が必要になりますね。
一人法人なので自分で自分の年末調整をすることになります。

フリーランスは白色or青色で確定申告ということになりますね。

このあたりの手間はあんま変わらないですね。
違うのはいつやるか?くらいですね。

設立登記 or 開業届

法人の場合は法務局に対して設立登記が必要になります。
そのほかに税務署、都道府県税事務所、市役所・区役所・町村役場あたりに書類を提出する必要がありますね。
提出しそうな書類は

  • 法人設立届出書
  • 青色申告の承認申請書
  • 給与支払い事務所等の開設届出書
  • 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
  • 法人の事業概況書

などなどですね。 フリーランスだと、

  • 開業届
  • 青色申告の届け

あたりでしょうか。

この辺の提出書類や手間を考えると一人法人の設立の方が若干面倒かもしれませんね。

法人税 or 所得税

国に納める税金は住民税などもありますが、仕事(売上、利益、給与、所得)に対して税金をどういう形で払うか?という違いです。

法人の場合は当然法人税がかかります。 赤字でもかかりますので要注意。法人税を支払うのは決算にあわせてですね。
自分自身の給与に対して、毎月(or特例の場合は半年に一度)の源泉税を支払う必要があります。  

フリーランスだと所得税が源泉徴収で引かれることがおおいはずです。
源泉徴収されてきた分を年度ごとに調整するのが確定申告ですね。

一人法人だと法人に対してかかる税金と自分の給与にかかる税金があることになりますね。

資本金の有無

法人は資本金が必要ですね。1円だどうだこうだってのは資本金の話ですが、設立にかかる費用はあるので、1円ではできないですね、要注意。

フリーランスは特になしですね。

決算の有無

会社の場合は社員の年末調整のほかに会社自体の決算がありますね。
フリーランスの場合は確定申告でまとめて、みたいなかんじなのでここがちがいますね。
本業以外の作業が増える、という意味では考え物かもしれません。

まとめ?

なんか設立や経理処理の話が多くなってしまいました。
一人法人とフリーランスの違いがあまり明確になっていないかもしれませんが、一番実感しているのはお金の流れが明確になったきがしています。

もちろんフリーランスでも経費にあたるかどうか?というのはありますし、一人法人の場合は自分のお財布に入っているお金は個人のお金でもあり、経費として使うこともありますね。
そのあたりが混在してしまわないように注意する必要はありますが、帳簿をつける際に会社の経費なのかどうかが明確になったように日々の経理処理で感じています。

あとは、自分の会社が自分に対して給料(役員報酬)を支払うので「サラリーマン」という所でも違うかもしれないですね。

ただ、上記で書いたように、決算もありますし、(一度だけですが)設立の手間が多いとかありますね。
このあたりに対して面倒とか興味がない、っていうのであればフリーランスの方が良いかもでしょう。
個人的にはこのあたりをやってみたい、というのがあって法人にしてみただけの物好きなので。。。