linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

仕事と音楽

こんばんは!

ここのところ週に3回、雨でぬかるんだ玉川上水緑道を歩いて大学に通っている@cremaです。

美しい木々に囲まれて至福の通勤時間なのですが、なにぶん舗装されていない土の道なので、梅雨の時期はつらい。素敵なレインブーツを買えば、きっと問題解決ですよね。AIGLEのラバーブーツ買っちゃおうかなぁ。

というわけで脈絡も無く、今日はまた音楽のお話。

仕事中に、聴いている音楽の影響はあるか否か

先日、Twitterで仲良しの@dubstronicaさんから「デザインしている時に、聴いている音楽の影響はある?」という主旨のことを質問されたので、自分の場合を考えてみました。

そもそも私は自宅で仕事をしているので、仕事中の音楽は自由に聴き放題。むしろ、音楽無しでは仕事が進まないと言っても過言ではありません。iTunesに取り込んだ自分の音楽コレクションの他、blip.fmlast.fmjangoYouTubeなどのWebサービスを使って、ほぼ一日中音楽を聴いています。

@dubstronicaさんの質問を受けて考えたのですが、「デザインを作成する時に(たまたまかかっている)音楽の影響を受ける」ということは無くて、「作ろうとしているデザインにあった音楽を意識的にセレクトしている」という感じです。

もっと言うなら、デザインだけでなく仕事の内容によって、聴く音楽を分けているのですよね。

私の仕事の様子を、幾つかのシーンに分けてみました。

  • 早朝、眠い目をこすって、外での仕事に出かける
  • 企画書を書く/メールを書く
  • Webサイトのグラフィック要素を作る/印刷物のレイアウトをする
  • 書籍を書く/Movable Typeのカスタマイズをする
  • HTMLとCSSのコーディングをする
  • 徹夜作業の明け方、身も心も擦り切れたとき

早朝、眠い目をこすって、外での仕事に出かける

私はかなり朝起きるのが苦手なので、講師の日の朝9:00に出勤するだけで「うぉ、早朝だよ!」という気分になってしまいます...(お勤めの方、すみません><)。

しかしそんな時でもカンフル剤のように効き、アゲアゲな気分wにしてくれるのは、大好きなサルサ。

長らくRay Barrettoの「Acid」という曲がカンフル剤ベスト1だったのですが、

最近は、@jazzanovaさんに教えていただいたRay Barrettoの「PASTIME PARADISE」(Stevie Wonderのカバー)が、その座を奪いました。

講師日の朝は電車内で必ずこれを聞き、フロアで踊っているところをイメトレしながらw、元気を奮い立たせています。

企画書を書く/メールを書く

企画書やメールのように「人に思いを伝えるための文章」を書いているときは、冷静な気分をキープして文章に客観性を持たせたいと思っている私(どうかすると、思いを込めすぎて文章がぐちゃぐちゃになりがちなので...)。

その場合には、適度に明るい感じで激しすぎないボサノバを、流しっぱなしにしていることが多い気がします。

極めて一般的なAntonio Carlos Jobim、João Gilberto、João Donatoなどに加えて、日本人のブラジル音楽ミュージシャンで一番大好きなSaigenjiもよく聴いていますね。

天気の良い午前中でしたら、なぜかクラシック音楽も気分が良くなります。夫がよく「OTTAVA(オッターヴァ)」というクラシック音楽専門のネットラジオをかけているので、一緒になって聴いています。

いずれにしても、自分が書こうとしている文章と錯綜するので、日本語の歌詞をじっくり聴いてしまうような音楽はかけません。

Webサイトのグラフィック要素を作る/印刷物のレイアウトをする

PhotoshopやIllustratorを使うような作業のときには、文章を書くときと脳を使う部分が違う感じがします。割と日本語で歌詞を聴かせる系の歌でも大丈夫ですし、テレビやラジオのトークを聴くのもOKです。隣の席に座っている夫と話しながらでも、割合とすいすい手を動かすことができます。

【追記】
よく考えたら、サムネイルやラフを描いている時には集中を要するので、あまり音楽はかけないかもしれません。

HTMLとCSSのコーディングをする

コーディングの時にはさくさくと手を動かす気分を盛り上げたいので、テクノorハウス系の音楽に切り替えるワタクシ。

DJの友達に貰ったMixや石野卓球、KEN ISHII、HIFANAなど、ミニマルだったりタイトだったりする雰囲気に、身をゆだねたいところです。

そういえば、ニコニコ動画などで「作業用BGM」としてまとめられているものも、このジャンルをよく見かけるような。

書籍を書く/Movable Typeのカスタマイズをする

私の仕事の中で、一番脳を酷使するのがこのジャンル。

これらの作業をする時には急に音が邪魔になってしまい、音楽はおろか電話もSkypeもMailplaneもOFFにして、一切の音の出るものを拒否します。。。

徹夜作業の明け方、身も心も擦り切れたとき

徹夜作業の終盤、目が疲れて鼻水がずるずる出始め、どうしようもなくぐったりした時。。。

Caetano VelosoかNara Leãoの柔らかくてやさしい歌声に頼って、せめて気分だけでも和らげようとしてしまいます。。。

心の中では、「ママー><」と泣いている感じですね。。。

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