チップチューンとボーカロイドによるTM NETWORKを聴く。
TGIF!
今までにちゃんと全部プレイしたことのあるゲームは、「けっきょく南極大冒険」と「ゼビウス」と「ドルアーガの塔」ぐらいな@cremaです。皆さんのお好きなゲームは何ですか?
で、今日は、ゲームっぽい(?)音楽のお話なのです。
8-BIT PROPHET - TM Network Tribute Generated by Chiptune + Vocaloid
先日、DIGITAL DJのcoodooさんに、あるCDをご紹介いただきました。
それがこれ。
チップチューンとボーカロイドによる TM Network トリビュートアルバム「8-BIT PROPHET - TM Network Tribute Generated by Chiptune + Vocaloid 」
色々事件があったりしたとしても、1973年生まれの私にとってはやっぱりど真ん中な「TM Network」。散々カセットテープ(!)を作って聴いていたものです。
そのトリビュートアルバムのようですが、さてさてどんな中身でしょう?
ちょっとDIGITAL DJさんの記事を引用させていただくと、こんな感じでっす。
仏ストリート音楽誌
TSUGi、米カルチャー誌WIRED、同国ジャパン・カルチャー誌最大手OTAKU USA Magazineに絶賛されたVORC Records の先鋭チップチューン・アーティスト達がVocaloid を駆使。デビュー25周年を迎えたTM NETWORK をトリビュートしたアルバム「8-BIT PROPHET - TM Network Tribute Generated by Chiptune + Vocaloid」が2009年6月3日に全世界に向けて発売!
お。まだ発売前だったんですね!ワクワク。
チップチューンとボーカロイド
皆さん、「チップチューン」って何のことかご存知でした?
Wikipediaによると、こんな風に説明されています。
チップチューン(chiptune) は音楽ジャンルの一種であり、おもに1980年代に発売されたパーソナルコンピュータや家庭用ゲーム機に搭載されていた内蔵音源チップに代表されるような、制約の多い音源を用いて制作される音楽、またはそうした音源の音色を意識して作られた一連の音楽を指す。
つまり、「ゲームっぽくて可愛らしいピコピコ音を使った音楽」のことですね。
恥ずかしながらワタクシ、この言葉を今回初めて知ったのですが、実は最近購入したYMCKのアルバムで、「チップチューン」というジャンルそのものには触れていましたw
それよりも「ボーカロイド」のほうが、ご存知の方が多いかもしれないですね。
かの有名な「初音ミク」を筆頭とした、「音声を合成して歌を歌ってくれるソフト/キャラクター」のことです。
Web上でも様々な作品が公開されてますし、きっと一度はその歌声を耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか?
で、聴いてみました!
そういうわけで、「ゲームっぽくて可愛らしいピコピコ音」をバックに、「ボーカロイド」がTM Networkの曲を歌ってくれるんです。
なんというか、もろに「現代のJapan」を感じる設定ですよね。
実際再生してみると、ちょっとたどたどしくてあどけない「ボーカロイド」の女の子が、ワクワクしてくるピコピコ音にのって歌っているのが、可愛い!
実は、最近スペイン語とポルトガル語圏のダンス音楽ばかり聴いている自分が、このアルバムをどう受け止めるか興味深々だったのですが、やはり血は争えない!のだなーと。
どう意味かというと、子供の頃から馴染んできた「ファミコン」と「TM Network」が、しっかり自分の中に根付いているのを感じたわけなのです。
新宿副都心の夜景を見ながらこの音を聴いていると、2次元と3次元、過去と未来の狭間で漂っている不思議な感覚になって、とってもいい気分ですよー。
myspaceで試聴もできますぜ
そんなわけで、ここまで読んでみてどんな音なのか気になった方。myspaceで試聴ができるみたいなので、よろしければぜひ!