linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

「ムードボード」でデザインイメージを共有しよう。

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こんばんは!
春の宵は切ないような、浮かれるような、でもなんだか寂しいような。ちょっぴりおセンチな(!)気分の@cremaです。

今日のブログ記事も恥さらし系な感じでいきますが、なにとぞご勘弁を(どうにも最近、「え、そんなこと今さら書いてるの!?」と思われているということが、気になって仕方ないのです...)。

ムードボード作ってますか?

さてさて、Webデザイナーの皆さまに質問です。クライアントさんや制作チーム内でデザインイメージの擦り合わせや共有をするために、「ムードボード」を作っていらっしゃいますか?

(念のため。「ムードボード」というのは、デザインのアイディアやイメージを固めるために、求める方向性に近い写真やイラストやその他色々を、スクラップ的に一枚のボードにまとめたものです。こんな感じのものを作ると思ってください。)

実はワタクシ告白しますが、Webデザイナーになってからは、あまりきちんと作っていませんでした(汗)。その昔、印刷物系のデザイン会社で働いていたときは、雑誌のキリヌキやら街で集めた素敵な印刷物やらを切り貼りして作っていたのですが。。。

そうしたら先日、勉強熱心な@taku-workが「ムードボード作りますよー」というハナシを始めた訳です。

それを聞いて、(あー。そういえば、昔はちゃーんと作ってたのに。。。)などと思ってしまったワタクシ。情けなや。

最近は、参考になるサイトのスクリーンショットを機械的に並べたり、近いイメージのイラストを探してきてカラーコピーしたり、ということは行っていたものの、それを一枚のボードにまとめてアイディアを練る行為には至っていなかったんですよね。

でもやっぱり、集めてきたものの順番を並べ替えたりまとめたりしてイメージをコネコネすることが、デザインアイディアの熟成に重要なんじゃないかと反省してしまった訳です(紙の切り貼りではなく、Photoshopなどを使ったりもするでしょうけれど)。

そしてムードボードの作成であれば、実際のデザインを作ってしまうよりは遥かに作業量が少ないですね。短時間で作成してクライアントさんとイメージを共有することができますし、お互いの認識にズレがあればすばやく作りなおすこともできます。

言葉で「クールな感じ」「60年代風に」「ポップな女の子を意識して」などと言いあって分かったつもりになっていても、実際に頭の中にあるイメージがお互いに同じとは限りません。ムードボード作りは、早く確実にイメージを共有することができる手段ですので、今後は積極的に作成していこうと心に誓いました。

注意点は「集めてきたイメージをそのまんまパクったりしない!」ということかもしれませんが、そのあたりはきちんとオトナとしてコントロールしていきたいところです。

ムードボード関連の記事

この記事を書くにあたり、少し検索したりしてみましたので、メモしておきます。

1)[Webディレクション] デザインイメージの意思統一。ラフデザイン前のムードボード作成。

Webデザインにおけるムードボードの活用方法に関する記事。この記事の中でのムードボードは、一枚の紙に貼り込んでいるのかどうかはちょっと分かりませんが(書いていないので)、活用方法に関してはとても参考になります。

2)Skype + Google Docs = 即席ムードボード でデザインイメージ共有

離れた場所にいるときのミーティングでSkypeとGoogle Docsを使っている我々には、適した方法かもしれません。今度試してみましょうぜ>@taku-work & @mersy

3)「デザインする技術」矢野りん

ムードボードについては、矢野りんさんの著書「デザインする技術」の10ページと11ページにも詳しく解説されていますので、興味のある方は読まれてみてはいかがでしょうか。デザインにまつわる様々なトピックがちりばめられた本ですので、ぱらぱらとめくると新しい発見が色々あるかもしれません。

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おまけ

この間オランダに行ってきた@taku-workからお土産をいただきましたので、おまけでご紹介しますね。スキポール空港のピクトグラムを使った神経衰弱(?)カードゲームみたいで、とっても美しい一品。感謝です、ありがとー!

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