カラーパレット作成に便利なiPhoneアプリ「Palettes」と「Color Expert」

こんにちは、taku-workです。
ベトナムコーヒーの豆はバターで焙煎してあることを知りました。甘い香りが気分転換に良いですね。

さて、サイトのデザインをする時の行程の中に「色の設計」があるかと思います。
サイトの目的やら競合サイト調査やらデザインコンセプトやらユーザビリティやらを考慮してカラーパレットを作ったりするアレですね。
そんな時に僕は大抵はphotoshopで色を並べてうんぬんとやっていたのですが、何かもっと空き時間を使ってつくれる便利なツールはないものかなぁと思っていました。
具体的にいえば、移動の電車の中でとか休憩のカフェでとか待ち合わせの合間とかにさっとできる感じ。

ということで、iPhoneアプリの「Palettes」と「Color Expert」を試してみました。
どちらもカラーパレットをつくることのできるiPhoneアプリです。

Palettes

http://www.maddysoft.com/iphone/palettes/

このアプリは若干値段が高いですが、いろいろなことができます。

パレットの作成

色を一つ一つつくることもできますし、複数の色を配色技法（ドミナントカラー配色とかトライアド配色など）にそった方法での自動選択でもつくれます。カメラも使えますので撮った写真から色をピックアップすることも可能です。

パレットの検索とダウンロード

COLOURlovers（http://www.colourlovers.com/）に登録されているパレットを検索してダウンロード出来ます。

サイトからパレット自動生成

サイトURLからサイトで使用されている色を解析して、カラーパレットを自動作成できます。

写真からパレット自動生成

iPhone内の写真やイメージから色を解析して、カラーパレットを自動作成（写真を撮って使うことも可能）できます。

パレットをメールにて送信

任意のパレットの情報をメールで送ることができます。

などなど他にもいろいろとできるようです。 とくに「パレットをメールにて送信」は便利で、色の詳細な数値（RGB値や16進法数値など）やPhotoshopやIllustratorのスウォッチなども作成して送ってくれます。
移動時間や休憩時間などにちょっと考えて、サクっとメールしておけるのはとても便利です。

多少UIが使いづらいかもしれませんが、COLOURlovers APIとの連携はすばらしいなと思います。

Color Expert

http://www.code-line.com/software/colorexpert.html

このアプリもカラーパレットを作成出来ます。
Palettesほど多機能ではないですが、つくった色をPANTONEカラーチャートのライブラリでも確認出来ます。
こちらもカメラで撮った写真からのピックアップが可能です。

PalettesではPANTONEカラーチャートで確認ができないのですが、必要な時はこちらで確認できます。

気になる画像をiviewからtumblrへポストしてその後に色の確認

カラーパレットをつくることにも便利な２つのアプリですが、気になったものを写真に撮ってそれから色をピックアップできるのも良いですね。
が、しかしiphoneはいかんせんカメラが悪いので、撮った写真から色をピックアップには色が変わりすぎていまいちですかね。うまく撮れた写真はよいですけども。。。

そこで、画像系情報収集にも便利な「iview」から「tumblr」へのreblogの流れを使うことで、クオリティーの高い画像の色使いを勉強したするのもおすすめです。

「iview」

「iview」の使い勝手についてはこの辺りを参考に。

• TumblrのダッシュボードをiPhoneやiPod touchで手軽に見れる『iview』
• iPhoneとiPod touchにiViewを入れてtumblrをさらに加速しよう

iviewでtumblrやffffoundなどの画像をshareするとiPhone内のカメラロールにその画像が自動的に保存されます。
そこで、気になる色使いの画像があった時は「Palettes」や「Color Expert」でその画像を開いてみて確認するという感じです。
これでクオリティーの高い画像を参考に出来ますし、いちいちパソコン側で画像編集ソフト立ち上げて確認みたいなことをしなくて済みます。

ということで、なかなか便利なアプリかも。

「Palettes」や「Color Expert」はカラーパレット作りにも気になる色の確認にもなかなか便利そうです。
とくに「Palettes」でつくったカラーパレットをメールしておいて、あとでパソコンで数値をひろったり、photoshopのスウォッチにいれてグラフィックをつくるときに使ったりといった感じで使えそうです。
また、「iview」を使えば日々の画像系情報収集をちょっと深めるのにも良さそうだなと思います。

色を扱う仕事の人にはなかなか便利なアプリではないかと思います。