袖上げと説明、ディレクションの話
みなさん、こんにちは、若い子の吸収能力にびっくり中のまーしーです。
負けずに頑張らないと、と自分の尻を叩けるだけ叩こうと思うこの頃です。
今日は先日の経験とディレクション的な話を。
皆さんも少なからず経験があるんじゃないでしょうか?
ディレクションというくくりに収まるか難しいところですが。
先日、長袖シャツの袖が破れてしまったので袖上げに行ってきました。
こちらとしては裁ちばさみやちゃんとした裁縫用具もあるわけではないので、
さくっときってもらって軽く折り返して止めてもらうものだとおもってたのですが、
(ジーンズの裾上げくらいのレベル)
- 作り方的に簡単にはいかない、
- 服をばらしてやらないといけない、
- 折り返し方は二重?三重?
と色々言われるわけです。
けれども全然イメージがわかないんですよね。
提示された選択肢は必ずしも決定できるわけではない
ばらさないといけない、っていうのは斜めになってる分なんだろう、というのはわかりましたが、
二重なのか三重なのかはサンプルがないのでまったくわからず。
まぁ三重のほうがおったところは厚くなるんだろうな?くらいです。
色々聞かれたりするんですが、
そもそもこっちは「切ってもらえれば」くらいでいっているもんだから
「もう、どっちでもいいよ」
となってしまう様な感じでした。
そのやりとりをしながらwebsiteを作るときもお客さんはこんな感じなのかな?
と思っていたりしました。
自分の服だしいいものであってもらいたいとはおもうけど
色々言われても正直わからないんですよね。
websiteもよくつくってもらいたいけど、色々いわれてもわからない、っていうかんじなんでしょうかね。
どうでもいいと思ってしまったのは
- そこまで愛着がない
- そんなに期待していない
- 金額がそこまで大きくない(千円くらい)
とかも関係しているんでしょうか?
選択肢を与えすぎない
製品やサービスをちゃんと見せる
売れるデザインとは?あなたのサイトのコンバージョン率を高めるための8つのコツ - IDEA*IDEA 百式管理人のライフハックブログ
http://www.ideaxidea.com/archives/2009/04/design_to_sell.html
というあたりも参考になるような気がします。
ヒアリングは何のためにするのか?
ヒアリング、ということで色々聞いたり提案してくれたんでしょうが、
求めているものと、その人の認識レベルが相当影響するんだろうなぁ、と思いました。
websiteを作ること自体は仕事であるぶん袖上げよりは思い入れもあるかもしれませんが、その意識には差があるはずです。
こういうことをしたい、という裏側にあるものをしっかり聞けるように、引き出せるようにならないといけないなぁ、
とおもった経験でした。
ディレクションという仕事を専門にやられてる方は、お客様の要望をうまいこと引き出せるんでしょうね。
そういうのや制作との橋渡しなどをしているからコミュニケーション能力なども高いような印象なので、
ディレクターの人からみたら当たり前だろ、という話なのかもしれませんが、
色々考えさせられた日曜日の経験でした。