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東京都現代美術館で開催中の「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」展にいってきた。特撮スゲー。

こんにちは、taku-workです。
僕の中で特撮モノで記憶にあるのはサンバルカンですかねぇ。黄色の人が好きでした。

ということで、今回は東京都現代美術館で開催中の「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」展のおはなし。
昭和の特撮から短編映画「巨神兵東京に現る」 まで見どころ満載です。

館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技
http://www.ntv.co.jp/tokusatsu/

120803 01

エヴァンゲリオンの監督である庵野秀明が館長となって特撮の博物館を立ち上げたという形式で展示は構成されています。
会場の前半はマイティジャックやウルトラマンなど昭和の特撮作品にまつわる模型や設計図などが展示されています。
模型やマスクは撮影に実際に使われたものもあって当時の映像に使われていた雰囲気が伝わります。
展示品のネームカードのそばには館長のメッセージがついていて、特撮好きがひしひしと伝わってきます。

夏休みということもあって親子連れで見にきている方も多いのですが、特撮ヒーローのマスクが並んでいるブースでは子供が「こわいー、こわいー」って騒いでいたりしてました。ほほえましい。

展示中盤には今回の展示にあわせて制作された樋口真嗣監督の短編映画「巨神兵東京に現る」が上映されています。
風の谷のナウシカに登場する巨神兵が東京に現れて街を壊す様が特撮で表現されています。全編CG無しということですべて特撮というのはすごいですね。
映像を見終わって次のブースに行くとメイキング映像が展示されています。これがものすごくおもしろい。
ついさっきみた映画のいろいろな効果がどのように作られたのか、その制作風景を見ることができます。映像効果の作られ方ってなかなかみれないので興味津々です。
大人達が嬉々としてあれやってみようとか、これいけるんじゃないとかやっている様子がなんとも楽しそうで、ものづくりの楽しさがにじみ出ています。いつまでもこんな風にものづくりできたら幸せだろうなと思います。

展示終盤には特撮の神様円谷英二の紹介とゴジラやガメラといった怪獣モノの展示となっています。
特撮用の街並みのセットもあって、実際にセットの中を歩くこともできます。街並みのセットは写真撮影が許可されているので、大人も子供もローアングルから写真撮りまくってました。

ということで、
CGとはまた違う特撮という世界の表現力も侮れないなとおもう展示です。
展示は2012年10月8日まで。 夏休みのうちに子供にまみれながら見るのもいいですね。