linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

坂本邦夫さんの「ウェブ配色コーディネイトカタログ」献本いただきました。

火曜/金曜担当の@cremaです。

今日は、技術評論社のKさんよりご献本いたただいた書籍のご紹介をします。(私信ですが、ありがとうございます!)

カラープランニングオフィス フォルトゥナ」の坂本邦夫さんが書かれた「ウェブ配色 コーディネートカタログ」です。

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全6章に分かれているのですが、各章の見出しはこんな感じです。

  • 01 配色の基本知識
  • 02 色相別の配色イメージ
  • 03 イメージを伝える配色
  • 04 印象づけるための配色
  • 05 サイトを使いやすくするための配色
  • 06 レイアウトを整理するための配色

02〜04章が「色の持つイメージ」に関して、05章と06章が「色の持つ機能」に関してといった、バランスが良い構成。

1見開きに4つ前後の実際に公開されているサイトのサムネイルが入っており、それぞれに解説が加えられています。

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「02 色相別の配色イメージ」の章では、「赤のイメージと効果」「オレンジのイメージと効果」など色の持つイメージが語られます。

「03 イメージを伝える配色」では、「楽しく活気のある配色」「透明感のある配色にする」など、伝えたいイメージ別の配色例が紹介されています。

「04 印象づけるための配色」の章は、「競合サイトからテーマカラーを決める」「ロゴを目立たせて、サイト名を覚えてもらう」等の、より実践的な内容。

「05 サイトを使いやすくするための配色」では、「文中のリンクを分かりやすくする」「文字の形・大きさによる色の調整」など、細やかなポイントが解説されています。

「06 レイアウトを整理するための配色」も、「余白を調整して見やすくする」「ボタンを目立たせ、クリックを促す」など、デザイン初心者の方が特に気になりそうなテーマが沢山挙っています。

加えて、この本のレイアウトで面白いのは、掲載されているサイトのサムネイルが見開きの右側にツメのように使われていることです。

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「配色」に関する本だからこそ、このようなサムネイルの使い方が活きてきます。自分が見たいなと思うカラーリングのページで、パラパラめくる手が止まりますものね。

書店に並ぶのは2月23日頃のようですが、Amazonでは既に予約できるようですので、色にご興味のある方やお悩みの方は、チェックしてみてはいかがでしょうか?

ウェブ配色 コーディネートカタログ
坂本 邦夫
技術評論社
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