linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

ソーシャルブックマークの「diigo」を試してみて、その後どうなのか。

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こんにちは、taku-workです。
先日ホームセンターにいったら売り場の片隅に大学ノートがおいてありまして、それが掲示板のように使われていて、結構な書き込みがありました。 画材の使い方などについてノートの上でやり取りがあったのですが、なかなか面白かったです。
それにしても書き込みの時差はどれくらいなんだろう。

ということで、今回はいろいろできるソーシャルブックマークの「diigo」を試してみた、のその後のお話。
グループ機能やハイライト機能を活用してみて思うことなどを少々。

diigo」ではハイライトしたページはメール通知されます。
(ハイライトとはページ内の文章を蛍光マーカーのようにチェックしておける機能です)
ハイライトする時にユーザーのコメントを入れることもできます。
メール通知ではハイライト部分が引用として挿入されますし、コメントも入ります。 なので、どの記事のどの部分にどんなことを思ったかということが共有できるわけです。
これが思いがけず、いい感じです。

他のソーシャルブックマークなどでもコメントやメモがつけられますが、ハイライトで引用された部分が入るだけでずいぶんわかりやすくなるのですね。とりあえずメールを見ておけばなんとなく何が気になったのかがわかるという感じでしょうか。
Gmailでは下の画像のようにハイライト部分とコメントが表示されています。

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linkerではmersyさんがdiigoでコンスタントに情報を共有してくれています。  
一言コメントが付いていたり、ハイライトが付いているだけで「お、どこが気になったのかな?」と読む気になるのですから不思議です。
すっかりメールチェックでの楽しみのひとつになっています。

linkerは三人とも離れた場所で仕事をしています。
離れた場所なので当然ながら、会社や同じ事務所で働く場合と違って雑談が少なくなります。
本来はちょっとした休憩や雑談の時などに「あのサイトがいいですよー」とか、「あのサービス使った?」なんて情報共有があるわけで、それは大切なコミュニケーションだとも思うわけです。(もちろん多すぎて仕事に支障が出ない程度に、です。)
skypeでもできるといえばできるのですが、ログが長くなりすぎて読むのが大変になるのも困りますし、ブックマークのようにあとからの閲覧がしづらいのがなんとも。
「diigo」のハイライト機能やメール通知などはそんなちょっとしたコミュニケーションの隙間を埋めてくれているように思いました。

雑談など、会社や同じ場所で働く人たちには当たり前のようなことでも、linkerのように離れた場所でそれぞれ自分のタイミングで働くスタイルの人たちには難儀なことがいくつかあります。
雑談のような大切だと思うことはなんとかキープしていきたいなと思うわけですが、そこでじゃあ同じ場所で同じ時間に働きましょうと言ってしまっては元も子もない気もします。
せっかく新しいワークスタイルで仕事や生活を良くしていきたいなぁと思っているのですから、webやいろんなツールを使って代用できたらlinkerらしい働き方としてステキなことになるんじゃないかなぁと。
そう考えると「diigo」はlinkerのワークスタイル的にはなかなか良いサービスなのではないかなぁと思うわけです。