「デザインの学校 これからはじめるFireworksの本 〔CS6対応版〕」レビュー
ども。@cremaです。
いつもとってもお世話になっている株式会社エフシーゼロ(#fc0)のお二人、山本和泉さんと藤川麻夕子さんから、ご著書の「デザインの学校 これからはじめるFireworksの本 〔CS6対応版〕」を頂戴しました! ありがとうございます!
というわけで、さらっとレビューなど。
実はわたくし、Webデザイナーに転職する以前から、ずーっとPhotoshop LOVERでした。いまもWebサイトのパーツやバナー作成などをする際、やっぱり一番手に馴染むのはPhotoshop。
ただ昨今ではFireworksの人気が非常に高く、宗旨替えしたり両刀使いになったりする方もとっても多いですよね。
そんなわけで私も、「その魅力を知りたい!」と、ぼちぼちFireworksを使い始めている昨今なのです。
そんな私にとって、この本は「Fireworksでできること」をさらっと概観するのに、とてもいい感じ。
もちろん「Webデザインがはじめて」という方が手にとってもしっかり分かるように構成されている内容なのですが、Photoshop使いが転向するためにも、Photoshopではできない(機能が異なる)部分をざっくり知ることができます。
Fireworksでは、ガイドとガイドの間の長さを簡単に確認できたり、オブジェクトに設定するテクスチャが豊富に揃えられていたり、マスターページと呼ばれる共通部分を登録できたり、オブジェクトの角丸を後からサイズ変更したり、さすがWebデザインに特化されたソフトウェアならではの、便利機能が詰め込まれているのですよね(私としては「あ、この機能、Photoshopにもあればいいのに」なーんて思ってしまったりすることもあるのですがw)。
そのような「ならではの機能」を盛り込みながら、平易でコンパクトな解説がなされているので、Webデザインに慣れているひとが短時間でさっくりFireworksに慣れるのにも、なかなかいい感じ。
一冊を通して架空のショッピングサイト内の数ページを作る演習形式で書かれているので、実際のWebデザイン作業に沿ってよく使う機能を一通り知ることができるのも、良い構成かと思います。
というわけで、これからWebデザインを学びたい方はもちろんのこと、私のようなPhotoshopからの転向組にもなかなか使える、Fireworks最初の教則本としてふさわしいものだと思った次第。
気になる方は、チェックしてみてはいかがでしょうか?
技術評論社
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