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銀座LIXILギャラリーで開催中の「聖なる銀 アジアの装身具 展」にいってきた。国によって印象がずいぶん違いますね。

こんにちは、taku-workです。
最近、民族文化というやつが非常に気になります。聞いたこともない民族の衣装なんかが結構鮮やかだったりして面白いです。

ということで、今回は銀座LIXILギャラリーで開催中の「聖なる銀 アジアの装身具 展」のおはなし。
アジア諸国の銀の装身具を集めた展示となっています。

LIXIL|聖なる銀 アジアの装身具 展Sacred Silver Personal Ornament in Asia
http://www1.lixil.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_002005.html

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この展示ではアジア諸国の伝統的な装身具を見ることができます。
中国やインドなどその国の文化をイメージしやすいものから、ブータンやタジキスタン共和国など、あまり身近ではない国の装身具も展示してありました。
国の位置関係を隣同士で並べてみると装身具の特徴が徐々に変わっていくのが面白いです。

特に気になったところは、トルクメニスタンという国の装身具です。
この国の装身具は板状のかざりに赤い石がはめ込まれたものが多く、どことなく無骨な印象です。
さらに衣服に直接縫い付けるというものが多かったのも興味深いところです。
そういった進化をしてきた装身具の文化的背景が気になります。

今回の展示では日本の装身具は展示されていないのですが、日本では古代の耳環、首飾りや江戸時代のかんざしなどが目立つくらいで、他のアジア諸国のように多数の装身具をつける習慣がなかったそうです。これはユニークなケースのようです。
他の国との違いはどこにあったのか考えてみるのも面白いですね。

ということで、
アジア諸国の装身具を見比べることのできる展示となっています。
展示は2012年8月25日まで。
さっと見ることのできる広さなので、なにかの用事のついでにいかかでしょうか。