linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

「マ」が9つで「クマー!」な熊谷組のロゴマークと、その仲間たち。

ども。火曜/金曜担当の@cremaです。

先日道を歩いていて、ふと目に止まった建設現場の旗が、こちら。

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なんだかよく分からないけど、「マ、マ、マ、マ、マ」っていっぱい書いてあるなぁ......と目の片隅で見ながら通りすぎまして。

そのあと数秒間歩くうち「隣の旗に『熊谷組』って書いてあったなぁ。で、マが沢山......。もしかして、マが9個!?」という考えに至り、わざわざ歩いて戻って撮影したのが、上記の写真です。

熊谷組というのは建設会社さんなのですが、Webサイトにちゃんと答えが書いてありましたので、引用してみますね。

ロゴマークは、「熊谷」という文字を図形化したものです。円の中心部は漢字の「谷」を丸くしたものとなっており、 その周りに片仮名の「マ」が九つ円形に配置され、九つの「マ」で「九マ」→「クマ」→「熊」を表現しています。

Q and A 熊谷組のロゴマークって何か意味があるんですか?

会社のロゴマークが、まさかの駄洒落。

いや、駄洒落というより、日本特有の言葉遊びという方がふさわしいかもしれません。

手ぬぐいの柄で「鎌の絵」「○」「ぬ」と書いて「かまわぬ」と読ませるものがあったり、「春夏冬」と書いて「あきない」と読ませたり、そういう言葉遊びと通じるところがあるこのマーク。

会社のシンボルマークというと、比較的「会社に関係ある物事(具象)」「会社の理念(抽象)」などを図形化することが多いような気もしますが、こういう「言葉遊び」的マークもあるのだなぁと、自らの浅学さを恥じ入る次第です(大汗)。

で、ですね。

実はこの写真をTwitterとFacebookに投稿したところ、正解を教えてくださった方も大勢いらしたのですが、さらに面白いことに「同じパターンのロゴマークもありますよー」と教えてくださったケースが3件ありましたので、皆さんにもシェアします。

1)@mif4cさんに教えていただいた、京都・寺町通にある「すき焼き キムラ」

マークの中央に「ラ」が配置されており、周りを6つの「キ」が取り囲んでいます。熊谷組さんと全く同じ構成ですね。

2)いしまるあきこさんに教えていただいた、草津温泉のマンホール

円形に配置された9つの「サ」で、「クサ」。あれ?「ツ」はどこに行っちゃったんでしょうね?w

3)最後は「平常心の人」こと増永 玲さんに教えていただいた、広島県呉市のシンボルマーク呉市消防局のシンボルマークです。

円形に配置された9つの「レ」で、「クレ」......。

うーん。名前に「ク」「ム」が入っていると、円形で囲むんですなぁw

私が知らないだけで、かなりポピュラーなパターンのシンボルマークなのか......!

「ミ(3)」「シ(4)」「ゴ(5)」「ヤ(8)」などのパターンもあるのでしょうか。興味は尽きません。