六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「テマヒマ展」行ってきた。
こんにちは、taku-workです。
自分が年を取ったときに同じように年を取ったモノが傍らにあると嬉しいかもしれないと思ったりします。
ということで、今回は六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「テマヒマ展」のおはなし。
東北のものづくりの食と住にフォーカスして明日のデザインに活かすべき知恵を探った展示となっています。
企画展 「テマヒマ展 〈東北の食と住〉」 http://www.2121designsight.jp/program/temahima/
展示は東北のものづくりの手間とひま(時間)というプロセスに注目しています。
合理化された現在のものづくりとの違いをみることで、ものづくりはどうあるべきかを考えるきっかけになるのではないでしょうか。
展示には冊子が用意されています。
この冊子には展示されているもののバックボーンが掲載されています。
どんな成り立ちなのか、どうやって作られるのか、だれが作っているのか、などなど。
モノが持っているストーリーを知ることができるわけです。
展示されているモノはきれいに並べられていて、形や色などグラフィック的な要素が目に入ってきます。それ故になかなか気づきにくいのですが、 冊子を読んでモノの持っているストーリーを知るとモノの後ろに歴史や人や環境があるという大切なことに気づかされます。
自分のやっているものづくりに関しても時間をかけて考えてみたいと思わせてくれる展示でした。
展示は2012年8月26日(日)まで。