linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

僕が使っているノートとペン。ラフ描きなど用途と気分で使い分けたりします。

ttl_stationery.jpg

こんにちは、taku-workです。
ペンケースで気に入るものがなかなか見つからず、ここ数年ペン類はバラで持ち歩いているわけですが、そろそろインク漏れとかで大惨事なるんじゃないかと。
鉛筆削り大惨事はすでに何回も。

そんなわけで、今回は僕が使っているノートとペンのおはなし。
ラフを描いたり考えを整理したりするときなど、とにかく書きだしてみるためにノートとペン、大切です。

モレスキン(ラージ、無地)とLAMY2000の万年筆

110831_01.jpg

モレスキンとLAMY2000の万年筆がメインで使っているノートとペンです。

モレスキンの個人的な使い方のポイントは、縦開きで使うことと日付をページの左上に書くことでしょうか。
縦開きだと2カラムにして使うときにもちょうど良いんですよね。

万年筆はあまり目立たないものがいいなということでこれを使っています。
あと書き心地がボールペンよりやわらかいのも好きです。
LAMY2000の万年筆はペン先のサイズが表示より若干太めなのも好きなポイントです。

このノートとペンのセットは、万年筆ということもあり消せないので、後で見たときに何を考えて何を修正したのかがわかっていいなと思っています。
この修正跡がなかなか面白いですよね。

無印良品の落書き帳と鉛筆(Hi-uni 10B)と鉛筆ホルダー

110831_02.jpg

これは仕事のデスクに置いてあって、ラフを書いたり、考えごとをするときの手慰みに使ったりします。
わら半紙みたいにざらついた紙に10Bという一番柔らかい芯で描くと、鉛筆の芯が削れていく手触りが気持ちよくて、描くのが楽しくなります。

鉛筆には鉛筆ホルダーをつけてます。工房 楔(せつ)の「エクステンダー楔 トゥラフォーロ アルミ 欅」というやつです。
このホルダーの木の部分は伊勢神宮にあったケヤキだそうで、数年前に天災で倒れたものを利用しているそうです。
神社好きにはたまらないエピソードです。共感できる人は少なそうですが。

このアナログなセットは結構侮れなくて、何ヶ月かに一度書き溜まった紙の束を見てみると案外おもしろい発見があったりします。
スキャンしてEvernoteで管理するのも後でなにかを見つけるにはいいかなと思った時期もありましたが、結局のところ、質感や線の強弱などの情報が多いアナログであることに意味があるものなので、 あえてスキャンせずそのままです。

iPadとスタイラスペンとお絵かきアプリのBrush

110831_03.jpg

色を試したりするのにとても重宝しています。
ざっくりとしか描けないことと、色も厳密に数値ではできないのがちょうど良いといいますか、 イラレとかきっちりしたものではイメージが固まりすぎて困るときにいい感じです。

スタイラスペンも筆っぽいのとか試しましたが結局クレヨンみたいな太さのものに落ち着いています。
写真のものはAluPen のシルバーです。
iPadが筆圧感知とか対応できればもっと使えそうなのに。 ペン側に筆圧感知と通信の機能をつけてごにょごにょすれば。。。

おまけ。レシートとか紙くずとか手の甲とZEBRA penpod

110831_04.jpg

これは移動中とかバッグを持たないときに大活躍です。
penpodはキーホルダーにつけてあるので外出時はいつも持ち歩くことになります。
ちょっと思いついたとき、書くものさえあればメモがとれるというわけです。
紙がなければ手の甲です。

ということで、

主にラフを描いたり落書きしたりするためのノートとペンなのでどんなものでも良いといえば良いのでしょうが、書いていて気分がよくなるものを使うのがストレスが無くていいですね。
描くことの最初のステップが軽くなる感じがします。

アナログで書いたあとの問題はEvernoteに入れるかどうかですが、これはいろいろ試してみた結果、入れないほうがいいものがあるということで落ち着いています。
手書きの質感とかは保存できないですしね。
何かを思い出したり連想したりするきっかけは、書かれた内容からだけではなくて、質とか勢いとかそういった内容以外の部分が大きく作用すると思ったりするわけで、さらには思い出し間違いとかそもそも忘れちゃうとかも案外おもしろいなとも思います。
思い出さない程度のものは後でもそんなに必要ないし、思い出せるならまた書けるくらい気楽に考えています。

と言いつつ、いつ心変わりして、全てをEvernoteへとか言い出さないとも限らないわけですが、そうなったらその時はその時ということで。