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埼玉県立近代美術館で開催中の「彫刻家エル・アナツイのアフリカ」展にいってきた

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こんにちは、taku-workです。
夏休みの子供たちは早くもこんがり日焼けしてますね。砂まみれで汗だくで、なんかかりんとうみたいです。

ということで、今回は北浦和にある埼玉県立近代美術館で開催中の「彫刻家エル・アナツイのアフリカ」展のおはなし。
あまりなじみのないアフリカ現代美術。興味津々です。

埼玉県立近代美術館 企画展
http://www.momas.jp/003kikaku/k2011/3.02.2011.k.htm

TAB イベント - 「彫刻家エル・アナツイのアフリカ」展
http://www.tokyoartbeat.com/event/2011/0FDC

エル・アナツイの作品は巨大な織物のような作品で缶や酒瓶などのアルミの蓋、王冠などをつなぎあわせて作られています。
塗装がはげたり、色あせた金属の光沢が遠目からみると美しい布のようです。
実際には廃品でつくられているこの作品は、多くのスタッフが時間をかけて紡いだ金属片の布をつなぎあわせて作られています。

会場の最後にはケンテクロスと呼ばれる伝統的な織物が展示されています。
繰り返される模様の10センチ程度の幅の布をつなぎあわせあり衣装などに使われるものだそうです。
エル・アナツイの作品にはそういったアフリカのルーツが織り込まれ、アフリカの伝統と現在の関係を示唆しているのかもしれませんね。

ということで、
会場で流れていたエル・アナツイへのインタビュー動画で、若い芸術家へのアドバイスはありますかという質問に対して、
「アドバイスはないね。芸術は教えられるものではないから」
的なことを言っていたのが印象的でした。
会期は2011年8月28日まで。アフリカ現代美術にふれてみるのはいかがでしょうか。