庭園美術館で開催中の「森と美術」展をみてきた
こんにちは、taku-workです。
ラジオか何かで聞いたのですが、アートなどの美術展示に興味があるのは日本人の3割程度だそうです。
思ってたより多いですね。1割くらいかと思ってました。
ということで、今回は庭園美術館で開催中の「森と美術」展のおはなし。
展示名のとおり、森にまつわる作品をあつめた展示です。さまざまなジャンルの森が興味深いところです。
東京都庭園美術館:展覧会情報
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/mori/index.html
この展示では、1400年代の書物に描かれた版画にはじまり、神話を描いた絵画や、自然主義的な絵画を描いたバルビゾン派の作品、エミール・ガレの硝子の器やマックス・エルンストの絵画や岡本太郎が撮影した森の写真など幅広く展示されています。
ほかにも1800年代後半〜1900年代初頭の絵本の挿絵やカール・ブロスフェルトの植物写真なども展示されています。
絵本の挿絵はアーサー・ラッカムやカイ・ニールセン、エドモン・デュラック など幻想的な絵を描く挿絵画家が目白押しです。
作品に描かれる森の多くに、奥深さというか得体のしれなさを感じました。
人と森の距離、関係など、あらためて考えるきっかけになるのではないかなと思います。
展示図録として発売している「森と美術」には展示されていない作品や解説があります。
絵本に関しては展示では見ることができない、本の表紙もあるのでおすすめです。
展示は2011/7/3まで。
この時期は庭園美術館の隣にある庭園も緑が多く気持ち良いので、合わせていかがでしょうか。
あ、あと庭園美術館は展覧会入館料が100円安くなるドレスコード割引というのがあります。
ちなみに今回の展示のドレスコードは「きのこ」だそうで。
完璧なマッシュルームヘアもOKだそうですよ。