書籍「Adrian Frutiger - Typefaces: The Complete Works」これはおすすめ。
こんにちは、taku-workです。
円高のおかげで洋書は軒並みセール状態。嬉しい限りですね。
ということで、今回は書籍「Adrian Frutiger - Typefaces: The Complete Works」のお話。
書体デザイナーのAdrian Frutigerの仕事全集です。質、量ともに申し分なくオススメです。
Adrian Frutiger - Typefaces: The Complete Worksposted with amazlet at 10.12.25
Birkhauser Boston
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Adrian Frutigerといえば本人の名前がついている書体「Frutiger」が有名なわけですが、それ以外にもUniversやAvenir、OCR-Bといった有名書体も数多くデザインしています。
本書ではAdrian Frutigerのデザインした書体それぞれに対して制作の経緯や制作途中段階のラフ、類似する他のフォントとの違いなどが詳しく掲載されています。
しかも手書きの資料なども豊富です。古い時代の書体は紙に手書きで指示が入っていたりと手作業のあとがみれるのは感激です。
図版も多くキャプションもしっかりとついているので隅々まで楽しく読むことができそうです。
年末など時間がとれるときにでも、少しづつ読んでみるのもよいかと。