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パナソニック電工汐留ミュージアムで開催中の「ハンス・コパー展」にいってきた。

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こんにちは、taku-workです。
すっかり夏でどこに行くにも駅はポケモンスタンプラリー目当ての子供でいっぱいですね。
どの辺りまでがスタンプラリーの範囲なのか調べてみたらビックリ広範囲でした。
付き添いのお父さん、ホントお疲れさまです。

ということで、今回は新橋のパナソニック電工汐留ミュージアムで開催中の「ハンス・コパー展」のおはなし。
ハンス・コパーは彫刻のような器を作るイギリスを代表する陶芸家です。

ハンス・コパー展
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/exhibition/10/100626/

今回の展覧会は作品数も多く、ハンス・コパー作品をたっぷりと見ることができます。

ハンス・コパー作品の見所は質感もさることながら、やはりその「かたち」だと思います。
幾何学形体を組み合わせたようなものや、少しだけ歪んでるものなど、どこかプリミティブな印象のものが多く、そのどれもが彫刻的です。
ハンス・コパーは彫刻家ブランクーシやジャコメッティへの深い関心を持っていたといわれています。
作品の「かたち」からもそのあたりが読み取れて面白いです。

作品の中には上部と下部で形の違う作品が多くあります。
そして、上下のくびれの強いものはその部分が黒くマットな質感になっています。
その質感によって上下の形が際立ちます。
極端なものは上のかたちが浮いているかのようなものもあります。
このあたりのデザイン的な処理がとても興味深かったです。

ハンス・コパーはルーシー・リーの名前とセットで語られることが多いですが、この展示の最後にもルーシー・リーの作品が数点展示されています。
ハンス・コパーとルーシー・リーという二人の作家のコントラストが楽しめます。

ということで、
ハンス・コパー作品をじっくり見る良い機会だと思います。 9月5日まで開催なのでお時間がある時にでも是非。
それから、パナソニック電工汐留ミュージアムは一部の作品の照明に有機EL照明パネルというものを実験的に使用しています。
美術館の演出などに興味ある方はそちらもチェックしてみてはいかがでしょう。

会場には展示図録もありますが、ハンス・コパーの詳しい書籍がありますのでそちらもリンクはっておきます。

ハンス・コパー
ハンス・コパー
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