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Movable Type 5でサイトを作ってみたい人に最適な「CMSとして使う Movable Type 5 ガイドブック」

火曜/金曜担当(なのに最近更新が遅れ気味)の@cremaです。

今日は「CMSとして使う Movable Type 5 ガイドブック」をご紹介したいと思います。

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先日、この本の著者の一人である小粋空間の荒木勇次郎さんより、ご献本いただきました。(ありがとうございました!&ご紹介が遅れてしまい、申し訳ございません!)

この本の前のバージョンである「CMSとして使うMovable Typeガイドブック」という本があるのですが、そちらは私も執筆に参加させていただいていたのですよね。執筆時にはまだ荒木さんとはお目にかかったことがなく、完成後に初めてお会いできたのも、いまとなっては良い思い出です。

そしてMovable Type 5発表を受け、満を持しての改訂版発売! 残念ながら私はスケジュールの都合で執筆に参加できなかったのですが、こちらを拝見して以前のバージョンより数段パワーアップしていると思っております!! 素敵です!

中身をちょっと見ていきましょう。

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CHAPTER-01 基本操作

CHAPTER-01では、「Movable Typeのインターフェイス」「ウェブページ/ブログ記事を作成/編集する」「カスタムフィールド」という節に分かれて、基本操作が解説されています。

Movable Type 5から導入された概念「ウェブサイト」や、実装された「リビジョン管理」「カテゴリとカスタムフィールドの関連づけ」などにも触れられているので、Movable Type 4からバージョンアップできずに悩んでいた人にも、初めてMovable Typeに触る人にも、分かりやすいのではないかと思います。

CHAPTER-02 テンプレート/テンプレートタグ/テーマ

この章には「テンプレートの仕組み」「テンプレートの種類と役割」「テンプレートタグの種類と役割」「テーマとスタイル」という節があります。Movable Typeのカスタマイズにチャレンジしようとする人にとっては避けられないこの壁(?)ですが、図版入りで丁寧に語られています。とても分かりやすいので、私自身、再度復習のために熟読してしまいました。

CHAPTER-03 テンプレートタグによるプログラミング

「プログラミング!?」と腰が引けてしまう方もいるかもしれませんが、本当にMovable Typeを使いこなそうと思ったら、絶対にこの呪文(笑)は欠かせません。「変数を利用したカスタマイズ」「コンディショナルブロックタグを利用した条件分の作成」「テンプレートをモジュール化する」という節で、さまざまな条件に応じた出力内容の切り替えを学ぶことができます。

「記事を書いたのがAさんのときだけ、特定のバナーを出力したい」「カテゴリごとに出力するテンプレートを変えたい」などの要望も、この「条件分岐」が分かっていれば解決できるのです。初級者から中級者になるために、ぜひ取り組んでいただきたい章ですね。

CHAPTER-04 からCHAPTER-07

CHAPTER-04 からCHAPTER-07は、以下のような実際のサイトの実例とテンプレートが収められています。

  • CHAPTER-04 ECサイトを制作する
  • CHAPTER-05 コミュニティサイトを制作する
  • CHAPTER-06 ケータイサイトを制作する
  • CHAPTER-07 iPhoneサイトを制作する

前回の書籍で私が担当していた部分を高山一登さんという方が代わりに執筆なさっているのですが、もう前回より2000%ぐらいパワーアップした内容かと思います! 素晴らしいです!

特に、前回掲載されていなかった「ケータイサイト」「iPhoneサイト」に関しては、いまの世の中では「設置するのが常識」ぐらいになりつつありますので、必読かと。

「コミュニティサイト」に関しては、この本で基礎を学んだ後に我々の本をお読みいただくと、より理解が深まるかもしれません(ちょっと宣伝w)

というわけで、Movable Type 5を学習するための最初の一冊を誰かに聞かれたら、この本を推しておきたいと思う私でした。

CMSとして使う Movable Type 5 ガイドブック
荒木 勇次郎 高山 一登 菱川 由理
翔泳社
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おすすめ度の平均: 5.0
5 非常に実用的。MT5でサイト作りを行うなら外せない一冊。