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QRコードでつまづいたことから否定することを考え直した話でも

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みなさん、こんにちは、まーしーです
気づいたら1月も下旬。はやいですねぇ。。。早すぎます。今月も残り1週間とすこし、エネルギー切れしないか心配です。

QRコードを携帯ブラウザでみても移動に使えない

Webサイトを作るときに携帯対応とかすることは多いかと思います。対応するものは増える一方なのでその辺を考慮に入れながらの制作が必要かと思います。そういうなかで、PCサイトをつくったのとあわせて携帯サイトがある場合、QRコードを表示させたりしますよね?QRコードから携帯サイトに飛べてよいですよね。

先日携帯で某有名チェーン店を検索していたときに携帯サイトが引っかからずに、PCサイトが表示されました。PCサイトで見ていてある程度は見ることができたのですが、細かい情報は携帯サイトに載っているようでした。
携帯サイトがあるというのはわかったのですが、携帯サイトへのリンクとしてQRコードが表示されていました。

QRコードを読み取れれば携帯サイトに行けるのですが、読み取る携帯はいままさにそのQRコードを表示させている、という状況でした。細かい所なんですが、QRコードに携帯サイトへのリンクを張っておけば解決できるんだな、というのを身をもって経験しました。

どこまでその立場になって考えられるか?自分が同じようにPC向けのサイトを作っているときにそこまで気を配れるか?というのを考えなおすきっかけにもなりました。

否定は簡単、良いところを探す

記憶に残る度合いとかも違うからだとは思うのですが、使いづらい、という感想はすぐ出てきますよね。
色々なWebサイトをみていて良いところや悪いところを探していても、無意識でも悪いところに目がいってしまうようなきがするので、良いところを積極的に探していけるようになりたいものです。

Webサイトを見ている時に限らず、打ち合わせなども同様かもしれません。全くもって無関係な話は否定されても仕方ないかもしれませんが、Aさんは関係があるとおもっての発言で、Bさんは関係の度合いが低い、と思って安易に否定してしまうのは少し考える必要がある気がします。自分自身、ついつい否定して自分の意見をいってしまったりすることがあるので反省です。

ブレストは基本ルールとして否定しないというのがありますよね。否定からは特になにも生まれないですし、結局は否定した人の自己満足でしかないような気がします。否定するにしても良いところを見つけた上でやんわりと、という感じが良さそうな気がしますね。

そういうことが起こってしまうのは、その会議は拡散・広げていくことを目指しているのか、収束、絞りこむ方向にむけてうごいているのか?そこがはっきりとしていない、ゴールが明確になっていない、というのが原因なんだと思いますね。

また、常識・共通知識としてそれぞれが持っている物はある程度は同じだとしても、意外なところでずれている可能性があるような気がします。この辺は、当然わかるだろう、として省略して話すときとかにズレが生じたりする可能性があり、そこが否定にもつながってしまいそうですね。

と、Webサイトを見るという話から否定する事や打ち合わせの方向性などの話に広がってしまいましたが、サイトを使う人のことをどのくらい考えられるのか?というのを改めて考え直すきっかけになりました。
こういった話はよくTwitter上でも話題になっています。頭だけで考えるのは難しいので、どれだけ自分で経験出来たか?というのも必要かと思います。自省するきっかけになったのでエントリーにしてみました。