linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

語学勉強系のiphoneアプリをいろいろと試してみた。

091107_00.jpg

こんにちは、taku-workです。
iphoneのアプリであまり手を出していなかったジャンルが 語学学習系のアプリです。
なぜかというと値段が微妙に高いからですね。
でもiphoneアプリのデザインの参考に見るだけは見ておこうかなぁ、とそんなわけでいくつか試してみました。

今回は語学学習系のiphoneアプリ「uTalk イタリア語」と「英会話なるほどフレーズ100」と「英会話ペラペラビジネス100」と「キクタン Super 12000」のお話です。
それぞれ特徴があるアプリでなかなか面白いです。

uTalk イタリア語

uTalk イタリア語
091107_icon01.jpg
appStoreBadge40.png

このアプリは単語帳アプリです。
9つのカテゴリーで単語やセンテンスが収録されています。

091107_11.jpg091107_12.jpg091107_15.jpg

各カテゴリーに単語の発音やミニゲームが収録されていてます。
単語には画像がセットになっているので覚えやすいです。
また、言葉の練習ページでは音声を聞くことと、録音することができます。
自分の声を録音してサンプルと聞き比べできるのはiphoneならではですね。

091107_13.jpg 091107_14.jpg

ミニゲームは基本的にどれも記憶力クイズです。
画像と読み上げられる単語を合わせるゲームになっています。
難易度別に3種類あるので確認がてら遊べるのは良いですね。

このアプリのもう1つの特徴は1アプリに対して母国語が約70カ国語に切り替え可能なところです。
今回の「uTalk イタリア語」の場合はイタリア語を70カ国語で確認できるということですね。
スゴイんだかムダなんだか。

惜しいのは値段の割に単語数が少ないことです。
これで例文とか単語の数とかが増えたらもっと面白いのになぁと思います。

英会話なるほどフレーズ100と英会話ペラペラビジネス100

英会話なるほどフレーズ100
091107_icon02.jpg
appStoreBadge40.png

英会話ペラペラビジネス100
091107_icon03.jpg
appStoreBadge40.png

こちらは株式会社アルクの書籍『なるほどフレーズ100』『英会話ペラペラビジネス100』のiphone版です。
『なるほどフレーズ100』は赤ちゃんから10代くらいまでの子供向け、 『英会話ペラペラビジネス100』はビジネスに関係する例文が会話形式で多く収録されています。

どちらも音声解説や例文、ミニ練習問題、逆引き機能、お気に入り機能など、コンテンツが充実しています。
逆引き機能は音声で連続再生も可能ですし、その例文のページへ飛ぶことも可能です。

『なるほどフレーズ100』
091107_21.jpg091107_22.jpg091107_23.jpg
091107_24.jpg091107_25.jpg091107_26.jpg

『英会話ペラペラビジネス100』
091107_31.jpg091107_32.jpg091107_33.jpg
091107_34.jpg091107_35.jpg091107_36.jpg

この二つのアプリはナビゲーションがよくできているなぁと思います。

  • 難易度の分類
  • 音声tipsや注意事項といったサブコンテンツの表示の仕方
  • センテンス内の横移動ナビゲーション
  • 逆引きからのコンテンツへの導線
などなど、ナビゲーション部分が多いのにうまくまとまっています。
それからグラフィックもそれぞれのアプリのターゲット向けにトーンがうまくマッチしたうえで楽しい感じがして、好感がもてました。
隙間時間で長いこと続けられそうなアプリです。

キクタン Super 12000

キクタン Super 12000
091107_icon04.jpg
appStoreBadge40.png

こちらも株式会社アルクの書籍「キクタン」シリーズのiphone版です。Basic/Advanced/Superの三段階の難易度があるようです。
1120単語の意味と例文、発音が収録されている、単語帳アプリです。

特徴は赤い半透明のチェックシートとチャンツとよばれるリズムにあわせての単語発音機能、自動めくり機能などです。

チェックシートはドラッグで位置がうごかせます。
学生の頃単語帳の赤字部分を隠すための赤い半透明のシートがありましたが、それがうまいこと再現されています。懐かしいです。

091107_41.jpg

チャンツはリズムに合わせて発音される単語を聞くというものです。
リズムにあわせて覚えましょうということでしょうか。

自動めくりという機能は時間を設定できるので、短い時間にして流しっぱなしにしておくのも良さそうです。

ということで

録音できたり、ナビゲーションを工夫したり、赤いチェックシートをつけたりと創意工夫がなかなか面白いです。あとは金額問題とコンテンツをアップデートできる利点をどう生かしていくのかがポイントかもしれませんね。
先日smart.fmのiphoneアプリも試しましたがこちらもなかなかよくできていてます。
SNS、CGM、無料アプリというアドバンテージをどう生かせるか、こちらも楽しみです。