linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

気になる「WEB MAGAZINE SPOTLIGHT」

こんにちは。

今夜はサルサパフォーマンスの本番第1回で、初めて人前で踊ることになる@cremaです。緊張のあまり完全に挙動不振な人になっているのですが、まぁそんな自分を観察するのを楽しいと思うことにしています。

さて、今日はTwitter上で見かけた素敵なWebマガジンのお話しです。

WEB MAGAZINE SPOTLIGHT

今日のタイムラインで、密かに尊敬している@barimiさんが、こんなつぶやきをしていました。

bm: WEB MAGAZIME SPOTLIGHT | 中村至男 WEB GRAPHIC: 思わず、クリックしたくなる。ただただ心地よくて、やみつきになる。小さな四角の中に、"生理"が息づいている。グラフ.. http://bit.ly/2wf8M2

http://twitter.com/barimi/status/4905702677

中村至男さんは、佐藤雅彦さんと組んで制作したゲーム「I.Q」NHKみんなのうたの「テトペッテンソン」の映像などで有名な、シャープかつユーモア溢れるグラフィックを作る方で、私がとてもとても尊敬している人の一人です。

そんな方のお名前にぱっと惹かれて思わずリンクをクリックしたのですが、飛んだ先が「WEB MAGAZINE SPOTLIGHT」だったのです。これは中村さんの作品のリストページ。

norionakamura.jpg

思わず、クリックしたくなる。
ただただ心地よくて、やみつきになる。
小さな四角の中に、"生理"が息づいている。
グラフィックデザイナー・中村至男による、
シンプルな「CLICK IT」(クリキット)の世界。

それぞれの作品名をクリックすると子ウィンドウが開き、Flashでできた可愛く心地よい作品を鑑賞することができます。いまは作品はまだ三個だけですが、今後増えていくのが楽しみですね。

サイト全体のトップページはこんな感じ。

WEBMAGAZINESPOTLIGHT.jpg

Flashムービー内に書かれているサイトのコンセプト(多分)には、こうあります。

よく見てみる。

舞台裏に隠れている才能。
作品を生み出す頭の秘密。
見慣れたあの人の別の顔。
ぼーっとしてると知らないままでいそうなもの。

光を当てて、
よく見てみる。

SPOTLIGHTは、セカイに身を潜めた
可能性や才能や希望を照らす
ささやかなライトになります。

素敵な文章ですね。新しいものや宝探しが大好きな私は、こういうなにか隠されたものを掘り起こすような雰囲気が大好きなんです。

中村至男さん以外のコンテンツとしては、

あとは、WEB ANIMATIONやWEB RAKUGOのコンテンツがこれから登場するらしく、枠が設けられています。

ということで、こういうのいいですね!(と一人で盛り上がっているワタクシ)

雑誌っぽくバラエティに富んだコンテンツですし、作家陣が個性的なのが楽しい。時間のある時、すこしづつ読み進めたいと思っています。

WebマガジンのUIと導線について考えさせられた

このサイトは白を基調にした柔らかく上品なデザインで、作品を寄せている作家さん達も面白く新鮮ですし、今後もぜひチェックしたいと思うのですが。

一点だけ残念なのが、いちいち子ウィンドウが開くサイトの導線とUIです。

ひとつの作品を見たらその子ウィンドウを閉じてまた別の作品タイトルをクリックしなくてはならなかったり、作家さんをまたいだコンテンツ間の移動がスムーズでなかったり、閲覧するにあたってあちこちにぶつかる「ごつごつ感」がありすぎる気がしたのです。

せっかくFlashをふんだんに使ったサイトなのでスムースなコンテンツ間の移動やリストページの作成などもFlashで実現してもいいのではないかなぁとか、iPhoneでパラ見する感じに作れたらもっといいのになぁとか、勝手に期待を寄せてしまっているワタクシでした。