linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

「POSTALCO UP UNTIL NOW----ポスタルコの頭のなか」展を見てきた。

090905_00.jpg

こんにちは、taku-workです。
最近南部せんべいとふがしにハマっています。ちょいとした小麦粉中毒です。

先日、目黒のクラスカで行われている「「POSTALCO UP UNTIL NOW----ポスタルコの頭のなか」」展を見てきました。
POSTALCOのモノ達がどうやって生まれるのかを垣間みれる展示です。

「POSTALCO UP UNTIL NOW----ポスタルコの頭のなか」展
http://www.claska.com/blog/2009/08/824postalco_up_until_now.html

POSTALCOはマイク・エーブルソンとエーブルソン友理が2000年にニューヨーク・ブルックリンで活動をはじめたデザインスタジオで"equipment=道具"としてのプロダクトとして、バッグやステーショナリーなどを展開しているブランドです。

POSTALCO
http://postalco.net/

この展示は「9年目になるポスタルコの活動の「evidence=痕跡」を展示」とのことで、製品製作の過程や資料などを見ることができます。
また、製品だけでなく彼らの実験的な活動の痕跡も見ることができます。
魚の頭部を研究したアートブック『 Fish Mouths 』に出てくる大きな魚の頭の模型やバッグの手持ち部分のハンドルについてのリサーチの一部などなど。
リサーチ対象の幅広さと深さがとても面白いですし、その資料達のもっている空気が素敵でした。

何かをデザインする時にリサーチは必ず行うと思いますが、そのリサーチの部分も魅せることができるクオリティーというのはすばらしいなと思う次第です。

出来上がった作品や製品を見るのも面白いですが、今回の展示のように何かを生み出す過程を見ることができる展示もよいですね。