CSS Nite in Ginza, Vol.39で習ったフォトレタッチを試してみた。
こんばんは!
シルバーウィークはガンガンと攻めの姿勢で仕事を進め、連休明けの自分をできる限り楽にする作戦で過ごしている@cremaです。皆さまお休みをとられているのでメールでもチャットでもほとんど連絡が無く、落ち着いて仕事を進めることができるのですよね。準備万端で、24日からのご連絡をお待ちしておりまーす(業務連絡でしたw)。
さて今日の話題は、先週の木曜日(2009年9月17日)に開催されたCSS Nite in Ginza, Vol.39のことなど。
Vol.39のテーマは「Photoshop」
最近のCSS Niteには珍しく、「写真/Photoshop」がテーマだったVol.39。三人の方がそれぞれのお仕事の中で獲得したテクニックを語ってくださいました。
- 片野 鉄也(アイエイトワン)
- 女性を美しく見せるフォトレタッチテクニック
- 中川 宗典(龍球インク)
- 予算の関係で?プロに頼めない場合に、 自分たちで撮影をやる場合のテクニック&アイデア
- こもり まさあき
- Photoshopの使い方間違ってませんか? ?教科書では教えてくれないPhotoshop
片野さんのお話は、今日のメインに持ってくるので後回しとして。
中川さんのメインテーマは、「イベント写真を撮影する際にどのように効果的にカットを押さえていくか」というもの。「必ず縦位置と横位置をセットでとる」「RAWとJPGを同時に撮影しておく」「集合写真では必ず複数回シャッターを切って、目つむりを防ぐ」などなど、ほんの瞬間しかないシャッターチャンスにどのように保険をかけていくかの実用的テクニックは、緊張感のあるお仕事の中で蓄積されたリアルなもので、とても参考になりました。
こもりさんのお話は、とても大切なのに放っておきがちな「カラーマネージメント」がメインテーマ。詳細なフォローアップ記事が公開されていますので、ぜひご覧になることをおすすめします。
復習で手を動かしてみる
今回のお話は、どれもすぐに試してみたくなるものばかりでしたので、こもりさんのお話の一部と片野さんのお話を元に、実際に写真をいじってみたいと思います。
お題は「自分の写真をちょっとマシにする(!)」。
元の写真はこちら。今よりも3kgぐらい体重が多く、顔がぱんっぱんです><
まずはPhotoshopでこの画像を開きます。「埋め込まれたプロファイルの不一致」アラートが出る設定になっているので、こもりさんに教わったとおり「作業用スペースの代わりに埋め込みプロファイルを使用」を選択します。そして、[編集→プロファイル変換]で、カラースペースをsRGBにしておきました。
次に、ちょっと白い部分が暗いようなので、[イメージ→色調補正→レベル補正]で、右側の空きが無くなるように、白い三角印を左側にずらしていきます。
さて次は、片野さんのテクニックを実践してみましょう。
まずは、女子にとって超重要な「小顔」!!!ゆがみツールでブラシ幅(輪郭部分115/口角部分50)と密度(20)筆圧(20)にして、そっとリフトアップします(数値は画像の解像度によって異なるはずです)。いじったのは赤い丸で囲んだ部分です。
次は肌の質感と色合いのコントロール。クイックマスクで肌の部分を選択して、レイヤーを2枚複製します。
一枚のレイヤーには、「ダスト&スクラッチ」をかけて、質感を無視した色合い重視の加工を施します。Web用の小さな写真なので、半径は2pxにしてみました。
もう一枚は「ハイパス」フィルタ+スタンプツールを使って肌の質感を作り、レイヤーオプションを「リニアライト」にして、不透明度を調整しました。
さらに、「ハイパスフィルタ」を使用して、目の周りのコントラストをあげ、合計10分ほどで作ってみた写真がこちら。
分かりにくいので、元画像と並べ、比べてみましょう。フェイスラインがちょっとすっきり、口角がちょっと上がり、肌の質感アップ、目がちょっとぱっちり、になったかと思うのですが、いかがでしょう(笑)。
短時間で作業したので作業が足りないのですが、ちょっとマシになっているのではないかなぁと。今度からプロフィール写真には、しっかりじっくり補正をかけたいと思います(笑)。
片野さん、中川さん、こもりさん、そして鷹野さん、ありがとうございました!