linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

#fc0勉強会に行ってきました。

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こんにちは、taku-workです。池袋で古本市に偶然出くわしました。偶然の古本市、あぁ、楽しくてしょうがない。

さて先日、新宿某所で行われた、株式会社#fc0のお二人主催の勉強会に行ってきました。
勉強会は座談会形式で、あるテーマにそっていろいろ話してみようじゃないかという感じでした。
参加者は#fc0さんをふくむ10人で会社経営者や、デザイナー、ディレクターやIA、システム開発者などいろいろです。
テーマは「お客さんとのよい関係づくり ?お互いにHappyなコミュニケーションってなんだろう?」でした。

前もって参加者の方々は話したいこと、聞きたいことを主催者に送ってあり、それをまとめて2つ議題が用意されました。

  • わりに会わない仕様変更の要望への対応どうしてる?
  • 自分たちのやる作業の価値をわかってもらうには?
が議題です。(資料は手元に無いので文面は若干違うかも。)
集めた聞きたいことは同じような感じの物が多かったらしく、皆さんこの辺りが気になっていたようです。

気になったことをいくつか

属性の違う方々から出る話はなかなか興味深い物が多かったです。
以下に気になったことをいくつか。

仕様変更にならない進行を心がける。
前もっての説明と約束が大切。
予算がない、その上ご自身の手も動かしたくないという場合どうするか。
代替案の提示に工夫が必要、そもそもwebじゃあ無くてDMにするなど。
やりたいことがまとまっていないお客様には?
雑談をすることで引き出されることがある。
話の際に例えを良く使う。
web制作を家を建てることに例えたり。相手の知る範囲のコトに例えることで理解を強める。
工事進行基準会計というものが始まった。
参考:http://www.atmarkit.co.jp/im/cpm/special/fivemin/poc/00.html
作業工程をフェイズ分けしての請求。
要件定義で一区切り、デザインで一区切りなどで請求を小分けにしてもらう。
運営の細かな修正をどう対処しているか。
チケット制を使う場合もある。

それぞれいろいろな方法で対応しているのだなと思いました。
とくに雑談によって本来お客さまが持っている本当の目的を引き出すのは技だなぁと。

前準備が大切です。

それから受ける案件の規模によってずいぶん苦労が違うということも参考になりました。
大規模案件と中小規模案件、制作よりの発注主と個人事業の発注主、直案件と二次、三次案件などそれぞれに苦労がありますし、やり方もあります。
それらをひっくるめた話としても、結局大切なコトは「リスクを少なくするために前もってのコミュニケーションがとても大切だ。(大体こんな感じの内容)」だったと思います。

これは当たり前のことなんですけど、なかなかうまく行かないことのひとつだと思います。
今回の勉強会での収穫はそこを再確認出来たことだと思います。

以下#fc0さんが壁に貼ってくれていた大型メモです。

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