「a-blog CMS勉強会」に参加してきました。
こんばんは! 秋までに体重を10kg減らさないと大変なことが起こるので、必死にダイエットに取り組んでいる@cremaです。
本日は、先週お招きいただいた「a-blog CMS」の勉強会について、少しレポートしてみたいと思います。
「a-blog CMS」ってなに?
「a-blog CMS」は、名古屋のapplepleさんが開発している「a-blog」のお兄さん(?)的なCMSで、ただいま開発中→そろそろベータ版テスト、という段階のものです。
私はちと勉強不足に付き、a-blogを案件で使用したことが無かったのですが、周囲の評判を聞くと「エントリーの投稿画面が、HTMLを知らない人でも分かりやすい」等の高評価で、ずっと気になっていました。そのため、今回のクローズドな勉強会にお誘いいただき、非常に喜んで参加させていただきました。
今回は、代表者である「やまもと かずみち」さんが東京にいらしてくださり、10人弱の少人数を前にデモンストレーションをしてくださいました。そこに、我々linker三人組が参加してきた訳です。
「a-blog CMS」の評価ポイント
今回かずみちさんがこの「a-blog CMS」を開発するにあたって新機軸として打ち出したのは、「既存の静的HTMLサイトに、ちょっとづつCMSの機能を取り入れることが簡単」ということだそうです。
CMSというと、「枠となるテンプレートをしっかり作り込んで、そこにコンテンツを流し込む」という印象がありました。しかし、かずみちさんの新発想では、既存の静的HTMLサイトをそのまま「a-blog CMS」の中にとりこみ、必要なところだけ一部分ずつ、CMS機能を取り込んでいくことができる、というものです。それを実現するために、会社のエンジニアさんが一生懸命で開発なさっているご様子でした。
私がお受けしているリアルな案件でよくあるハナシなのですが、「サイト全体にCMSを導入して、担当者さまがお好きにサイトを更新することができますよ!」とプレゼンしても、「いや、そこまでの機能はイラナイから。。。」と主に作業コスト面を理由に採用を見送られることが何度かあったのです。
そのような案件の場合、例えば「最初はトップページの『最新ニュース』の部分だけCMSを入れてみますか?」という感じでご提案すれば、比較的抵抗感が少なく受け入れていただけるのではないかと感じました。
また、かずみちさんの説明の中での「a-blog CMS」のセールスポイントは、こんな感じでした。
- 階層型のマルチブログシステム
- 特殊なタグを使用しないinclude機能を搭載したテンプレート機能
- システム内のページどこでも利用可能なフォーム機能
- 管理画面を自由にデザイン/カスタマイズ可能
- カスタムフィールドが自由に作成可能
- 記事内に複数の画像が挿入されている場合、どの写真がメインかを自由に選択可能(メイン画像は、トップページ等での記事のリストアップの際に使用される)
実際のスクリーンショットが無いのでまだ詳しい手順の説明ができないのですが、特に気になったのは「管理画面を自由にデザイン/カスタマイズ可能」というポイントですね。
管理画面のテンプレートが、分かりやすいHTMLとちょっとした「a-blog CMS」用のタグで作成されているため、プログラムを詳しく知らないデザイナーでも、その案件ごとに最適な管理画面をデザインし、入力項目(カスタムフィールド)を増やすことができます。
案件ごとに使いやすい入力画面というのは異なるはずですので、デザイナーが自由にデザインをコントロールして顧客満足度を高めることができるというのは、非常に魅力的です。
近々ベータ版テストに参加させていただけそうな感じですので、linker三人で手分けして随時レビューを投稿していきたいと計画しています。
CSS Nite LP6に登場予定
国産CMSにスポットをあてる「CSS Nite LP6 CMSリベンジ編」(2009年6月27日開催)で、かずみちさんのお話を聞けるようです。
このイベントには
という、国産CMSが登場するようですので、どのお話を聞くのも非常に楽しみです。ぜひ参加したいと思っています。