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小規模企業共済でフリーランスの方は少しでも節税対策をしてみてはどうでしょう?

みなさん、こんにちは、まーしーです。
今日は関東地方はだいぶ冷え込みましたね。。。

小規模企業共済制度

小規模企業共済という共済制度をご存じでしょうか?

中小機構:小規模企業共済: 小規模企業共済
http://www.smrj.go.jp/skyosai/index.html

自分のところでは毎月積み立てをしていたのですが、フリーランスの知り合いが知らないということだったので少し書いてみようかと思います。
サイトから掲載されている概要を引用してみます。

小規模企業共済制度は、個人事業をやめられたとき、会社等の役員を退職したとき、個人事業の廃業などにより共同経営者を退任したときなどの生活資金等をあらかじめ積み立てておくための共済制度です。

中小機構:小規模企業共済: 制度の紹介
http://www.smrj.go.jp/skyosai/000876.html

簡単なイメージとしては個人事業主や会社役員が退職金を積み立てるイメージに近いと思ってもらえればいいと思います。
銀行での積立も銀行口座から積み立てるという点では同じなのですが、小規模企業共済は小規模企業共済等掛金控除として全額所得控除の対象になります。
節税対策ということにですね。

毎月の積立額は1000円から500円刻みで70,000円までになっています。
一旦積立金額をあげると下げるのが面倒なので、無理のない範囲の額を積み立てておけばいいかと思います。

税金の減少=現金流出の減少=資産の維持もしくは増加
ということになるわけですね。

積み立て分を受け取る(将来)

では受け取るときがどうなるか?ということになるわけですが、いくつかの受け取り方があります。

中小機構:小規模企業共済: 共済金(解約手当金)について
http://www.smrj.go.jp/skyosai/051298.html#kyosai4

2012年11月現在ということですが、退職(廃業)、法人成りなどのタイミングで解約して受け取るということになります。
退職金として受け取る場合の税金で大して効果がないのでは?と考えるかもしれませんが、退職金を受け取る場合の控除もあります。

中小機構:小規模企業共済: 共済金および解約手当金は税法上どのように取り扱われますか。
http://www.smrj.go.jp/skyosai/qa/kyosaikin/000372.html

中小機構:小規模企業共済: 共済金(解約手当金)を受け取った場合、税金はどのくらいかかりますか。
http://www.smrj.go.jp/skyosai/qa/kyosaikin/050633.html

無理にやる必要はないと思いますが、フリーランスの方は節税対策の1つとして覚えておいてよいかとおもいます。

ということで気になる方にはおすすめかも

独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営していて、この制度自体が将来絶対破綻しないとは言い切れませんが、毎年の税金を少しでも安くしたい方は考えてみても良いかと思います。

税金なんて気にならないぜー、ってくらい稼げていればいいのですがなかなかそうも言えないですよね。
細かい制度の内容については専門家に相談してみるといいかと思います。