linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

恵比寿のギャラリードゥポワソンで開催中の「ベッティーナ・シュペックナー」展にいってきた。詩的な現代ジュエリーです。

こんにちは、taku-workです。
広くいろいろなジャンルに触れると自分のものの見方とか許容範囲が広がっていいですね。いろいろ見なくちゃなと思います。

ということで、今回は恵比寿のギャラリードゥポワソンで開催中の「ベッティーナ・シュペックナー」展のおはなし。
詩的な雰囲気をもった現代ジュエリーの展示です。

gallery deux poissons Bettina Speckner Jewellery
http://www.deuxpoissons.com/exhibition/exhibition12/bettina/bs.html

120728 01

ベッティーナ・シュペックナーはドイツのジュエリー作家です。
展示されている作品の中には写真が使われているものがあります。この写真を使ったジュエリーがベッティーナ・シュペックナーの特徴的な作風となっています。
写真は風景だったり人物だったりしますが、どれも落ち着いた色合いのものが多く、作品の詩的な表情となっています。

ジュエリーの構成は自由なものが多く、小さな絵画のようです。ベッティーナ・シュペックナーがミュンヘンファインアートアカデミーで絵画とジュエリーを学んだというのも納得です。
写真と小さな宝石が不規則に組まれた作品は手書きのような印象です。
石止めの方法や金具部分の作り方も簡素といいますか、ラフな作り方になっていて、それがかえって見る側の入り込む余地になっているようにも思えました。

ということで、
自由で詩的な世界観のジュエリーというのもいいですね。ジュエリー世界の見方が広がります。
展示は2012年7月29日まで。お近くの方は是非。