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銀座メゾンエルメスの「再創造のアトリエ プティ アッシュ 展」を見てきた。

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こんにちは、taku-workです。
くじびきも銀座でやると当たる気がするのはなぜでしょうか。

ということで、今回は銀座メゾンエルメスで開催中の「再創造のアトリエ プティ アッシュ 展」のおはなし。
エルメスの製品の素材を、職人やアーティストが新しいかたちにリ・クリーエション。ユーモラスな作品たちがいっぱいです。

コーポレートサイト エルメスの翼
http://lesailes.hermes.com/jp/jp/
サイト内のコンテンツに「petit h」の項目があります。

もしくは
TAB イベント - 「再創造のアトリエ プティ アッシュ」 展
http://www.tokyoartbeat.com/event/2011/BFFEFE

この展示ではエルメスの製品素材を再利用して作られた作品が展示されています。
普段目にするバッグや服飾などのアイテムではなく、ドアストッパーやモビール、オブジェといったどちらかというと趣向性が強いものというか、雑貨に近いものが多かったです。

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使われている素材は商品と同じものですので当然ながら質の高い革やファブリックなどが使われています。
それらの素材にプレタポルテの職人や革職人たちが形をあたえています。
企画開発を行うアーティストと職人の製作技術が合わさって生まれたユーモアあふれる実験的な作品が素敵です。  

いままでエルメスといえば高級バッグくらいのイメージしかなかったのですが、こうやって新しい切り口をみられるのはなかなか面白いなと思います。
特に高級ブランドは一種のケレン味のようなものが邪魔をしてしまって、素材の質や技術などが純粋に受け止められなかったりするときがあります。
そうやって曇った目でものを見てしまうのは、なかなかもったいないことなんだなぁと思えたことはよい収穫でした。

展示は7/3まで。間に合う方はぜひ。