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青山のギャラリーDEE'S HALLで開催中の「中西洋人 花のための木の器」展にいってきた。挿花の坂村岳志さんの作品も楽しめます。

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こんにちは、taku-workです。
たまにはデスクの上を何も無い状態にして、ノートパソコンだけで仕事してみようと思い、モニターやらペンタブレットやらアレやらコレやらを外してすっきりさせてみました。
小一時間もしないうちに作業効率が悪くていらいらしてきました。すっきりと作業効率、両立したいところです。

ということで、前置きと全く関係なくなってしまいましたが、今回は青山のギャラリーDEE'S HALLで開催中の「中西洋人 花のための木の器」展のおはなし。
木の自然さを活かした器の展示です。挿花もかなり良いです。

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DEE'S HALL/EXHIBITION 「中西洋人 花のための木の器」展
http://www.dees-hall.com/exhibition/ex87.html

作品は一言で言えば木でできた壷などの器ということになりますが、木に元々ある節や割れなどを活かして作られています。
なので、穴が空いていたり自然と欠けた状態になっていたりします。
この欠けたり穴が空いた状態がとても表情豊かでステキです。

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他にも穴の空いていないさらりとした作品もありますし、仕上げもブリーチや焼き目のようなものなどいろいろとあります。
個人的にはやはり穴が空いていたりする木肌の良く見えるものがいいですね。

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また、華道家の坂村岳志さんによる挿花も見事です。
器だけでも魅力的なのですが、なんというか、一気に景色になるというか、絵が立ち上がるというかそんな感じです。

器には穴が空いたりしますし、木なので水をそのままいれることはできません。 そこでガラスの小瓶などを中にいれたりして花を指してあるのですが、穴から少し見えるガラスが水の固まりのようでそれもまた面白いなと思いました。

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作品が売れてしまうごとに花を差し替えているみたいでどんどん花がかわっていました。
行く日によってずいぶんと花は違うかもしれないですね。

ということで、
木の表情のゆたかな器、ステキです。
その日はカメラを持っていなかったのでやむなくiPhoneでとったのですが、花の写真はiPhoneで取るのは難しいですね。
花の作品は写真では伝わりにくいですし実物を見てみないとです。

お近くに寄る機会のある方は是非。