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【夏期休暇版】江戸にまつわる本、あれこれ。

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こんにちは、taku-workです。
まことに恐縮ですが、linkerは8/11〜8/15をお盆・夏期休暇とさせて頂いています。
(こっそり働いていても、ナイショです)ご了承ください。

さて、そんなわけで、その期間はlinker journalは休暇版として軽めのエントリーでお届けいたします。
今回は江戸にまつわる本、あれこれのおはなし。
忙しい時にちょろっと読むとずいぶん気がまぎれます。

お江戸でござる

お江戸でござる (新潮文庫)

新潮社
売り上げランキング: 67272
おすすめ度の平均: 5.0
5 認識を新たにさせられる
5 明治を越えて江戸と平成を繋ぐ本

テーマ別の短い解説で読みやすいです。テーマは江戸の文化や環境などです。
監修は江戸文化のエッセイなどで有名な杉浦日向子さんです。

一日江戸人

一日江戸人 (新潮文庫)
一日江戸人 (新潮文庫)
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杉浦 日向子
新潮社
売り上げランキング: 10329
おすすめ度の平均: 4.5
4 江戸の暮らしぶりを知りたい方に
4 一見の価値はある
5 おもしろい!
5 江戸はいい!
5 お江戸は楽しい

江戸の人々の様子を入門、初級、中級、上級とテーマ分けして面白いイラスト付きで解説してあります。
読んでいてくすりと笑えるおすすめの本です。 こちらも杉浦日向子著

隠居の日向ぼっこ

隠居の日向ぼっこ
隠居の日向ぼっこ
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杉浦 日向子
新潮社
売り上げランキング: 406697
おすすめ度の平均: 4.5
4 裸ん坊だけは、ご勘弁!
4 杉浦さんの教えてくれる江戸風俗
5 江戸の粋を感じさせてくれる一冊
5 モノを慈しむ

江戸から昭和にかけて活躍していた道具をテーマにしたエッセイ集
こちらも杉浦日向子さんの名著です。  

大江戸まるわかり事典

大江戸まるわかり事典
大江戸まるわかり事典
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時事通信社
売り上げランキング: 676474

まるわかりは言い過ぎですが江戸文化の事象が解説されています。
暦や通貨、単位などや職業や行事など、なかなか面白いものです。

図解大江戸おもしろ商売

図説 大江戸おもしろ商売
北嶋 廣敏
学習研究社
売り上げランキング: 549122
おすすめ度の平均: 5.0
5 江戸の商売が分かって楽しめます

こちらもおすすめ、江戸の職業がかなりの数掲載されています。
なかなか奇妙な職業が多かったようです。
巻末の参考引用文献も豊富なので、より広い見識をお求めの際にもよいかと。

江戸に学ぶ「おとな」の粋

江戸に学ぶ「おとな」の粋 (The New Fifties)
神崎 宣武
講談社
売り上げランキング: 805172

文化や作法などを現在のものと江戸のものを比べながら書かれています。
昔は良かった論調なのがちょっと引っかかりますが内容的には詳しいです。
著者の神崎 宣武の「うつわを食らう」というの本もうつわと日本の食文化について詳しくておもしろいです。

いきの構造

「いき」の構造 他二篇 (岩波文庫)
九鬼 周造
岩波書店
売り上げランキング: 6558
おすすめ度の平均: 4.5
4 「私が出会ったart&designの本」展がきっかけで
2 「意気」の構造
5 一見、堅そうですが、断じて「楽しい魅力あふれる最高レベルの本」です!
5 抽象的知的作業の教科書。
4 寅さんを連想!

粋とはどのようなものか、その構造を論じた名著
とはいえちょっと難しいので読み応えがあります。

図解で見る江戸民俗史

図解で見る江戸民俗史 (1972年)

集団形星
売り上げランキング: 1293140

ずいぶん昔の本ですがイラストがゆるくていい感じです。
図解が多いのとマニアックなもの(お金の作られ方とか入浴習慣についてとか)が多いのもよいかと。

というわけで、

江戸ってどんなものだったんでしょうね。興味が尽きません。
昼間っから神社で涼んでいたなんて書いてあるので、ずいぶんのんびりしていたんだなとはおもいます。
ああ、うらやましい。

あと、linker journal休暇版と通常版の何が違うのかと言われても、気分的なコトしか違いはありませんな、なんて思いつつも、それなりに気楽に書いている次第でございます。