linkerは「人と人」「人と情報」「人と物」をつなぐデザインユニットです。

年末年始のおともに本などどうでしょう。デザインとかwebとかの本、あれこれ。

091223_00.jpg

こんにちは、taku-workです。
3ヶ月くらい前から本を読む量を増やしていこうと思って、なんとか良いペースで本が読めています。
といっても読みたい本が多すぎて追いつかないんですけども。

ということで、今回は今年読んだいろんな本のお話です。
デザインやwebにまつわる本が多いですが、年末のおともにいかがでしょうか?
比較的時間の取れる年末年始、まとめ読みのチャンスですね。

デザイン、ブランディングに関する本など

企業ブランドデザインイニング

企業ブランドデザイニング (単行本)
4788907100

この本はブランドデザイン開発の戦略と実務についてまとめられている本です。
著者である原田さんの会社での開発方法を元にブランドデザインのあれこれが解説されています。
ロゴ1つ作るにもデザイナーがどれだけの労力を使っているのか垣間みることができます。

アイデンティティのデザイン

アイデンティティのデザイン--CI、ロゴ、マークのデザインとルール (大型本)
489444786X

いろいろな企業のCI展開をまとめた大型本。
ロゴの規定やアプリケーション展開など、見ていてとても面白いです。

新・世代×性別×ブランドで、切る!

新・世代×性別×ブランドで、切る! (単行本(ソフトカバー))
4822264629

ブランドデータバンクのデータベースを分析してデータを世代や性別で解説した本。
データなのでそれだけでどうこうというものではないですが、ブランドを考えるきっかけにはなるかと。

プロダクトデザイン 商品開発に関わるすべての人へ

プロダクトデザイン 商品開発に関わるすべての人へ (単行本)
4862670636

プロダクトデザインのあれこれがまとめられている良書。
特にリサーチのフェイズや検証のフェイズでのデザインの関わり方は興味深いです。
プロダクトデザインというジャンルにとどまらずいろんなジャンルのデザイン業務にも活かせるとおもいます。

webデザインにまつわる本

デザイニング・ウェブナビゲーション

デザイニング・ウェブナビゲーション --最適なユーザーエクスペリエンスの設計 (大型本)
4873114101

以前linker主催で行った読書会「デザイニング・ウェブナビゲーション読書会を行いました。|linker journal|linker」での課題図書。
読み応えあります。ウェブのナビゲーションについて広く体系的に知りたい時には良いかと。

デザイニング・インターフェース

デザイニング・インターフェース --パターンによる実践的インタラクションデザイン (大型本)
4873113164

webサイトにかぎらず、インターフェイス全般を扱った本。
こちらも体系的にまとめられているのでデザイニング・ウェブナビゲーションと合わせて読むと良いかと。

さらに、「デザイニング・ウェブインターフェース --リッチなウェブアプリケーションを実現する原則とパターン」がいよいよ登場です。
amazonでは予約可能になっています。こちらも楽しみですね。

デザイニング・ウェブインターフェース --リッチなウェブアプリケーションを実現する原則とパターン (大型本)
4873114349

IA100 ユーザーエクスペリエンスデザインのための情報アーキテクチャ設計

IA100 ユーザーエクスペリエンスデザインのための情報アーキテクチャ設計 (単行本)
4861005779

こちらはインフォメーション・アーキテクチャについての本です。
IAに関しての本なのでwebだけに限定されるものではないですね。
とても読みやすいのでおすすめです。
@cremaさんの記事にもありましたがスペシャルサイトもおもしろいですね。

ちょいと難しいデザインの本たち

このあたりの本は一度ざっと読んでみたものの咀嚼しきれなかったのでもう一度読みたいと思う本です。
時間のあるうちに。

意味論的転回--デザインの新しい基礎理論

意味論的転回--デザインの新しい基礎理論 (単行本)
4434130331

はい、すいません。難しくて全然読み進みません。

本書は体系的デザイン・ディスコースを明らかにし、確かな学識に基づいた稀にみる批判とデザインの実例を読者に示している。

と序文にあります。その意味がわかるまではもっと読み込まないとたどり着けなそうです。
デザイン研究の本なのでゆっくり時間を書けて読むのがよいかと。

広告表現を科学する

広告表現を科学する (単行本)
4532640369

古い本なのですが、広告を科学的なアプローチで分析しています。
人間の視覚の構造による分析や、認知心理学での分析などなかなか読み応えがあります。
検証データを元に今の時代の感覚や状況を加味していろいろと考えるのも楽しいですね。
いかんせん科学的な部分の説明が多いので時間をかけて読みたいところです。

というわけで

今年読んだ本で、デザインとかwebとかに関係ありそうな本、特に読み応えのある本をいろいろと挙げてみました。
年末年始のおともにいかがでしょうか。