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HTMLとCSSの確認に使える「Xyle scope」を試してみた。

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こんにちは、taku-workです。
好きなせんべいは南部せんべいです。あの「みみ」の部分とか、良い。

さて今回はHTMLとCSSの確認に便利なMac用クライアントアプリ「Xyle scope」のおはなしです。
「Xyle scope」はGTDアプリの「Things」でおなじみのCulturedCodeからリリースされています。

Xyle scope
http://culturedcode.com/xyle/index.html

HTMLとCSSの解析・編集が可能

インストールしてアプリを起動するとWeb ViewとHTML ViewとCSS Viewのセットになった画面が開きます。

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Web View

Web ViewにはBrowser ModeとSelection Modeがあります。
メニューにある表示切り替えアイコンで変更します。

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Browser ModeではSafariのレンダリングエンジンで描画されます。
Selection Modeでは選択している要素の上に半透明ボックスがかかります。

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Selection Modeでは画面右側のHTML ViewとCSS Viewに選択している要素のパラメータが表示されます。
また、Browser Modeでは右クリックメニューの「Inspect Element」をクリックするとSafariのWebインスペクタが開きます。

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HTML View

HTML Viewには3つの表示エリアがあります。

  • html要素を階層構造で表示している「Hierarchical View」
  • html要素を構造表示している「HTML Pane」
  • textから要素を探す「Selector Matching」

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階層構造を視覚的にみれるので、中身がどうなっているのかわかりやすいです。

CSS View

CSS Viewには2つの表示エリアがあります。

  • CSSの要素を表示している「Cascade」
  • セレクタ名から探す「Selector List」

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「Cascade」ではプロパティーの値を編集することができます。編集するとWeb Viewに反映されるので確認が簡単です。 また、使っている画像も表示されているのはわかりやすいです。

ということで、Safariのwebインスペクタと併せて使えばよいかも

Firefoxにはアドオンの「Web Developer」や「Firebug」、Safaiにはwebインンスペクタといったweb開発に便利な機能があります。
これらブラウザから使えるツールがある場合にXyle scopeを立ち上げて使うかどうかという壁があるような気もしますが、階層構造の見やすさはなかなか魅力的だと思います。

Safariユーザーならwebインスペクタと併せて使えばより使いやすいかもしれませんね。